「学Booo」で企業と連携して商品企画に挑戦!

M.H さん健康栄養学科 健康スポーツ栄養専攻 1年生

2016年02月24日更新

Q.あなたが大学生活で力を入れて取り組んでいることを教えてください。

A.私は、自由参加型学習グループ学Boooの「株式会社明治 SAVASの商品企画をしよう!」に参加し、企業と連携して商品企画に取り組んでいます。私は健康栄養学科 健康スポーツ栄養専攻に在籍しており、日頃から「食」や「スポーツ」について学んでいるため、アスリートやスポーツ愛好者にニーズの高いスポーツサプリメント「SAVAS」の新商品企画に挑戦できたことは非常に貴重な経験だと感じています。また、自分の考えた企画案に対して企業の方から直接アドバイスをもらったり、商品が発売されるまでの制作秘話を聞ける機会はとても貴重で、毎回良い刺激を受けています。この取り組みを通して、新商品を作る工夫と難しさを学び、「企画者」と「消費者」という2つの視点のバランスの大切さを知ることができました。 

Q.その活動を始めたキッカケ・理由を教えてください。

A.もともと「商品企画」に興味があったので、この取り組みを見つけた瞬間に「これだ!」と感じたことをよく覚えています。普段何気なく口にしているものに対して、「こんなものがあったらいいのに・・・」と考えることがたびたびあったので、この企画を知って胸が高鳴りました。自分の考えた商品が実際に販売されるかもしれないと考えると嬉しい気持ちになり、たくさんのアイデアが浮かびました。

Q.その活動の中で、印象に残っている出来事やエピソードを教えてください。

A.自分の企画案を企業の方々の前でプレゼンテーションしたことが非常に印象に残っています。人前で発表する経験があまりなかったこともあり、自分の考えた企画案を他の人にわかりやすく伝えることは想像以上に難しいものでした。自分の頭の中に明確なイメージはあっても、どのようにすればそれが伝わるのか、どのようにすれば人々に好印象を与え、心に残るのか。商品を手に取ってもらうためにはどうすればいいのか。商品の必要性やコストなど、検討しなければならない課題がたくさんありました。実際に世の中に出回っている数多くの商品も、このような過程の上に成り立っていると考えると非常に感慨深いです。

Q.その活動を経験したことで自分自身が変わったこと・成長できたことがあれば教えてください。

A.「違う立場に立って考える大切さ」を学びました。今までは消費者の立場で「こうだったらいいのに・・・」と考えていたものでも、企画者と言う立場に立つと、物の見え方がまた違って見えました。自分が良いと思っていても、世間的に見るとそれは本当に良いものなのか、自分の考えだけに固執せず、世間のニーズやトレンドに注目していかなければなりません。
プレゼンテーションの後に、企業の方々から講評があり、自分の企画案の良かった点や改善点、新商品をつくる上でどういった点に注目すべきなのか、といったアドバイスをいただきました。今まで気づかなかったことや知らなかったことがたくさんあり、考え方や視野が広がり、成長することができたと感じています。

Q.今後、チャレンジしたいと思っていることや、上記の活動以外に力を入れている活動があれば教えてください。

A.今後は、本学の「海外留学プログラム」に参加しようと思っています!このプログラムは海外での栄養士研修で、オーストラリアで17日間ホームステイをしながら、現地の病院やオーガニック食品のスーパーなどを見学し、外国と日本の「食」について学びます。このプログラムに参加することで、将来の夢であるスポーツ栄養士として活動していく礎になればと思っています。

Q.高校生に向けてメッセージをお願いします。

A.京都光華女子大学には、授業以外にもたくさん学べる場があります。自分がやってみたいことはもちろん、あまり興味がなかったことも、実際やってみることで思いもよらなかった世界が見えてくると思います。何事も、まずはチャレンジする姿勢が大切です。目標に向かって取り組むことで、自分の成長や達成感を感じることができ、今まで知らなかった人とも感動を共有することができます。何事にも前向きな姿勢で、頑張ってください!!