京都光華のみんなの声援に後押しされ、全日本大学女子駅伝で第3区を走破。

A.F さん健康栄養学科 健康スポーツ栄養専攻 2年生

2014年09月22日更新

中長距離走の選手として、これまでずっと走り続けてきました。
アスリートにとって食事は、身体をつくる上で欠かせないもの。栄養の知識を身につけて競技に活かせたらと思い、健康栄養学科への進学を決めました。
大学の陸上競技部では、個人種目だけでなく、駅伝にも挑戦しています。駅伝は、一人が欠けてもゴールすることはできません。それだけに、これまで以上に体調管理には気をつけるようになりました。ベストなコンディションでレース本番を迎えるためには、普段から体を良い状態に保っておく必要があります。大切なのは、食事、睡眠、そして運動。大学で学んでいることがすべて競技生活に役立つので、勉強にも自然と力が入ります。
健康スポーツ栄養専攻では、スポーツや栄養についての講義を受けるだけでなく、実習などの体験を通した学びもたくさんあります。印象に残っているのは、オリンピックにも出場した元短距離選手の朝原宣治さんや、3000m障害競走の日本記録保持者の早狩実紀さんの講義を受けたこと。世界で勝負するトップアスリートからスポーツに対する心構えなど、アスリートとして大切なことをたくさん教わりました。

2013年10月、第31回全日本大学女子駅伝対校選手権大会に初出場。高校生の頃からずっと憧れていた駅伝の全国大会で第3区間を走りました。最初は緊張していたけれど、タスキを受け取った瞬間、そんな気持ちはどこかに吹き飛びました。仙台まで応援に駆けつけてくれた京都光華のみんなや沿道で待ち受ける仙台住民の方々の声援に後押しされ、レースの楽しさを思う存分味わいながら走り切ることができました。結果は、17位。自分自身も納得できる走りができなかったのが心残りですが、全国の舞台を踏んで、少し自信がつきました。これからもっと練習して実力をつけ、今年はさらに上位を目指します。