平成28年1月6日(水)
大学APで、平成26年度よりアクティブラーナー水準(AL水準)のアセスメント開発にベネッセi-Careerと共同で取り組んできました。AL水準を高めるために、基礎学力、学ぶ動機づけ、学習マネジメントスキルの3つの要素が重要と考えてモデル化しています。平成27年度前期にアセスメント項目を18項目に絞り込んで整え、平成27年10月から11月に本学のキャリア形成学科、看護学科、健康栄養学科管理栄養士専攻の全学年を対象に、質問紙調査を実施しました。
本日は、ベネッセi-Careerの山下仁司氏より、本学の第8回AP協議会も兼ねて、AL水準アセスメントの調査分析結果の報告会を行いました。ます、基礎データの分析結果として、全質問項目の3学科の比較、各学科の学年比較などを報告頂きました。次にAL水準アセスメントの分析結果として、AL水準に相当する質問項目を目的変数、基礎学力、学ぶ動機づけ、学習マネジメントスキルの3つに関する質問項目を因子分析により因子を抽出して説明変数とした、重回帰分析結果と、その結果に基づくAL水準ルーブリック試案をを報告頂きました。視聴者から、データ分析結果や、アセスメント結果を学生支援につなげる提案など、積極的な質問、意見、コメントがありました。
今後、AL水準アセスメントの精緻化や、学生支援に向けた活用など検討の予定です。