「デザインシンキング」(デザイン思考)セミナーを2月の入門クラスに引き続き、より理解を深めるため、今回のマスタークラスに参加した。マスタークラスの受講は基本的に入門クラス受講者に限られ、三菱、日立、ヤマハなどのメーカーや、NTT docomoなどの情報産業、コンサル会社、広告代理店、私のような教育機関などからの参加があった(定員15名)
今回は入門クラスで概要を経験していることもあり、「デザインシンキング」の思想、手順など、大学の科目で実施するためのポイントを改めて確認することができた。
「デザインシンキング」は、他人の意見を否定しないということ、最初から正解・成功を求めず、失敗を繰り返し改善していくということを基本思想としている。このことは、未完成で未知数の能力を秘めた我が学生の発想力を養うための、大きなヒントとなることを再確認した。
以上
井川 啓