公共的な仕事について社会に貢献したい学生を応援するため、キャリア形成学科では、ソーシャル領域において「公務員試験対策」を強化しスタートさせます。 幅広い知識が求められる公務員試験。長丁場の学習を安心して継続するために、通常授業の他、課外講座、公務員試験対策フォローの三段方式であなたをサポートします。なお、キャリア形成学科では、ファイナンシャルプランナー、メディカルクラーク、日商簿記、旅行業務などの資格も、正課授業、専任教員による学習フォローで強力にサポートしています。

●キャリア形成学科で目指す公務員の種類

公務員には市町村職員・警察官・消防署職員など様々な職種があり、現在、どの職種においても女性の活躍が求められています。地方公務員採用試験における合格者に占める女性割合は、平成23年度では都道府県採用試験で26.2％、市区採用試験で45.5％となっており，男性採用数の半数近くになります。また、毎年1,000人を超える女性警察官が採用されており、女性警察官数は年々増加しています。このような地方公務員の女性の活躍の背景を受けて、キャリア形成学科では、皆さんの地元（政令指定都市以外）の市町村職員・警察官になるためのカリキュラムを準備していいます。

●キャリア形成学科公務員試験サポート

キャリア形成学科のカリキュラム（任意科目）に、「公務員特別演習基礎」「公務員特別演習発展」「公務員特別演習応用」の3科目を配当しています。

それぞれの概要は以下のとおりです。

公務員特別演習基礎
この科目では「社会科学」分野を取り扱います。公務員試験頻出科目の法律・政治・経済を中心に学習します。社会や政治の仕組みを理解した上で、行政の役割をしっかり学びます。

公務員特別演習発展
この科目では「人文科学」分野を取り扱います。公務員試験で出題されるのは「日本史」・「世界史」・「地理」が中心です。これらの部分を重点的に講義します。

公務員特別演習応用
この科目では「自然科学」分野を取り扱います。自然科学は幅広く出題される科目ですが、比較的「生物」・「科学」の配分が高い傾向にあるため、その部分を重点的に学びます。

公務員試験対策講座を開講します

公務員を目指す学生を対象に、公務員試験対策講座を開講しています。この講座では、「数的処理」や「文書理解」などの上記科目だけでは補えない部分をサポートします。公務員試験対策は、FPや簿記などの資格対策と比べて、学ぶ範囲もたくさんあります。このため、通常は予備校に通います。しかし、キャリア形成学科では、科目「公務員試験対策講座基礎・発展・応用」と、本学女性キャリア開発研究センターの対策講座（数的処理・文書理解・論文対策・時事対策・面接対策）との両面で、公務員試験対策をサポートします。

キャリア形成学科教員が公務員試験対策の個別サポートをおこないます

公務員試験の出題領域（人文科学・自然科学・社会科学・数的処理・文書理解等）を専門とする教員が、
問題演習や個別質問等の対応をおこないます。

これら総合的なサポート体制で、公務員を目指す学生一人ひとりに寄り添って、学科一丸となって支援します。