ニュース

こども教育の学び

11/17 実習報告会を行いました

 保育実習の最中には、こども教育学科の教員は分担して実習園を訪問し、学生の実習の様子を伺い、実習指導担当の職員の方とお話をします。学生にとって、実習は最も体力を要し、感覚をフルに覚まして取り組む日々であります。

 実習を終えて、大学に戻った学生は、経験したことを話したくてとてもにぎやかです。11/17には、教員と、保育園の先生方もお迎えし、実習報告会を行いました。今回の実習では「心に残った子どもたちのエピソード/子どもたちとの関わりのエピソードと、そのことから考えたことを文章にして記録する」というエピソード記録に取り組みましたので、各自の記録からグループで発表しあいました。全体会では、3つのエピソードを聞き合いました。その1つは、お弁当日には子どもがワクワクしていて、いざ昼食時になると、その準備がとてもはやく、実習生にも一人ひとりお弁当を見せては中味の話をしてくれた、そして室内でレジャーシートを敷いて食べるお弁当の時間を子どもと共に楽しんだというものでした。このエピソードから、子ども理解を深め、環境設定の大切さを学ぶことができました。

 一人ひとりの学生が経験し、記録したエピソードには、保育における大切なことがらが詰まっています。それらを読み解くことによって、よい保育のあり方を探っていきたいと願います。

 臨席して下さった保育園の先生方からも、よい学びをしました、とのお言葉を頂きました。