京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 「女性のキャリアデザイン」の学外講師による授業第4回を受講して ライフデザイン学科1年 A.M

学生ブログ

「女性のキャリアデザイン」の学外講師による授業第4回を受講して ライフデザイン学科1年 A.M

career4_1

11月13日(金)「女性のキャリアデザイン」の授業で、人材育成・キャリア形成コンサルタントであり、大学講師でもいらっしゃる梅原千草先生のお話を聞かせていただきました。


career4_2梅原先生は大学卒業後、USJに就職し約15年間勤務されましたが、今年の春に退職され、現在はそのキャリアを生かして大学や企業での人材採用に関わるコンサルティングや研修をサポートされています。今回のお話は“人生楽しまなきゃ損”というテーマで、就活や仕事と家庭の両立、女性であることもすべて楽しい!と思えるようなお話をしていただきました。




はじめに「どんな視点で物事を見るか」「自分自身を持っているのか」「譲れない軸を大事にできるか」という3点について学びました。「~しなきゃいけない」を「~したい」「~する」にして物事の見方を変えたり、長期間知っている人(自分、友人、家族、先生から見た自分)だけではなく、短期間しか知らない人(企業、就活生からみた自分)からの第一印象を聞くことによって、自分を知っている人とは違う自分の強みを知るということであったり、今まで自分が言われてうれしかった言葉から、自分にとっての譲れない軸を探すことの大切さも知ることができることがわかりました。


career4_3とくに印象に残っているのが「短所と長所を比べたとき、短所を直すより長所を伸ばす」ということです。私は、今まで短所を直すことに気をつけていましたが、梅原先生がおっしゃっていた「短所を直しても平均的な人になるだけだから、それなら自分の長所をより伸ばした方がいい」という言葉がグッときて、明るい気持ちになれました。





このように、梅原先生はどんな環境におかれても楽しむことができる明るい方で、すてきだと思いました。でも、そんな梅原先生でも働いていて楽しくなかったときが何度かあったということも話してくださいました。どんな場合でも困難に負けず、認めてもらいたい、信頼されたいという熱い気持ちと、大きな努力で克服されてきたそうです。また、梅原先生は「自分にとっていい環境を作ったから乗り越えられた」ともおっしゃっていました。


なんといっても、大変印象に残っているお話は、梅原先生がUSJを退職するかしないかを悩んだとき「どんな視点で物事を見るか」「自分自身を持っているのか」「譲れない軸を大事にできるか」ということを考えて、「すてきな女性でいたい」という昔からの考え方を思い出し、退職を決心されたという部分です。この考え方はとても共感できたと同時に、私も梅原先生のようなポジティブで楽しむことを忘れない女性になりたいと思いました。


梅原先生は私が憧れるような働く女性であり、人としてもすてきな方でした。これからも梅原先生のように人生を楽しみたいと思いました。

先生のコメント

今回お世話になりました 人材育成・キャリアコンサルタント 梅原千草さんからコメントをいただきました。

熱心に笑顔で授業にご参加いただきありがとございました。

今回は失敗も含めた私の体験談を通じて、就活やキャリアを考えることが不安で辛いことではなく「ワクワク」することだと感じてもらえれば嬉しい!と思いながら、お話をさせていただきました。どのような場面でも「楽しむ」かどうかは自分で決められます。

ぜひ自分の良い所を伸ばして大切にしたい軸を見つけ、これからの学生生活も積極的に楽しんでくださいね。皆さんの可能性は無限。楽しみながら自分らしく未来を描いていかれることを心より願っております。