京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 石臼で茶葉を挽く体験をしました! ライフデザイン学科2年 M.I

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石臼で茶葉を挽く体験をしました! ライフデザイン学科2年 M.I

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koyamaen_32月4日(木)「調理実習Ⅱ」の学外見学で、株式会社 丸久小山園(まるきゅうこやまえん)の槙島(まきしま)工場へ行ってきました。丸久小山園は代々宇治茶の伝統と品質の改善を重ね、毎年お茶づくりを競う「全国茶品評会」で多くの賞を受賞されている品質の高いお茶を、全国に販売されています。






koyamaen_4初めに、小山園の方からお茶の歴史、抹茶の効用や抹茶ができるまでのお話をしていただきました。お茶の種類や抹茶の作用など、なんとなくは知っていましたが、今回お話を聞いてみると初めて知ることも多く、とても関心を持ちました。私は抹茶が大好きなので、とても体に良いことがあらためてわかってうれしくなりました♪





koyamaen_2その後、実際に工場を案内していただき、普段は見ることのできないような機械や製法を間近で見ることができ、そこで石臼で茶葉を挽(ひ)くという貴重な体験もさせていただきました。そんなに大変なようには見えなかったのですが、やってみると思っていたよりもずっと大変な作業で驚きました。







お話の中で「大事なところは今でも人の力で手作業だ」という言葉が印象的で、たくさんの経験を積まれている方々が大切に作るものだからこそ、いつでも安定した味のお茶に仕上がるのだと思いました。そして最後にそれぞれ1人ずつ抹茶を点(た)てる体験をさせていただき、茶団子と一緒に試食しました。とてもほっこりとなごやかな気持ちになりました♪


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今回見学に行って、私たちが普段飲んでいるお茶も、多くの方が時間をかけて作られているものなんだと実感しましたし、これからもっといろんなお茶を飲んでみたいです!普段なかなか聞くことができないお話を聞けたり体験をしたり、内容盛りだくさんな充実感でいっぱいの学外見学でした(*^-^*)

先生のコメント

濵田先生

丸久小山園の槙島工場は、こじんまりとしていてキレイで清潔感がありました。見学コースでは、石臼で茶葉を挽く工程の部屋は茶葉の色を保つために暗く、試飲や茶葉のブレンドの割合を決める部屋は自然光の入る部屋と、品質を保つための細やかな配慮を感じましたね。

実習の授業でもお抹茶を自分で点てていただきますが、今回のお茶は小山園の「巨椋の苑(おぐらのえん)」さすがにおいしかったです。にじり口から茶室に入るのもみんな初めてで、貴重な体験でした。

フード分野での2年間の学びの中で「日本茶」をとても大切にしてきました。ペットボトルでなく、茶葉のお茶を夏も冬も自在に楽しめる人になってほしいと心から願っています。