京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 明治 SAVASの商品企画をして ライフデザイン学科1年 Y.S

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明治 SAVASの商品企画をして ライフデザイン学科1年 Y.S

Meiji_031月23日(土)学Booo「新しい明治 SAVASの商品企画をしよう!」に「デザインシンキングI」履修者代表の一人として、明治製菓の方にSAVASの商品企画のプレゼンテーションを行いました。企業の方の前でプレゼンをするのは初めてだったので、とても緊張しました。





今回企画した商品は、”SAVAS Drink 毎日元気”という高齢者向けのプロテインドリンクです。SAVASのプロテイン商品を調べると、プロテインはタンパク質を手軽に取れる商品で、利用する年齢層はスポーツをされている方や子ども、最近ではダイエットのために飲まれる女性向けのものが多くありました。


meiji_01さまざまな年齢層に向けた商品がある中、お年寄り向けのものがないということに気づき、この企画をしました。私は「ユニバーサルデザイン論」や前期の「居住福祉論」の授業などで、高齢者や福祉について学ぶ機会がありました。そのためか、高齢社会の今「お年寄りの方が元気になればいいな」と思い、浮かんだのがこの商品でした。




どのようにしたらいい商品ができるのか、どんなパッケージにしたらいいかなどを考えていく中で、私たちが普段なにげなく手にしているものが、使い手の思いなどを考えて作られているということをあらためて実感することができました。


meiji_02明治製菓の方に実際にプレゼンをするということで緊張していたのですが、とても丁寧なアドバイスをしてくださいました。商品を作るというのは、使い手の思いを考えて作っていくということが第一で、大切だということを教えてくださいました。




私は人前で話すことが苦手でプレゼンも好きではありませんが、今回プレゼンをする機会をいただき実際に企業の方のお話を聞くことができ、とてもいい経験になりました。また自分で商品を考えたり、デザインする楽しさも知ることができました。これから社会に出たら、自分の思いを伝えたり発表する機会が増えてくると思うので、これからもこういった経験を大切にしていきたいなと思います。

先生のコメント

井川先生

Y.Sさん、高齢者をターゲットにするとは、新しいSAVASを企画するのにあたり、すばらしいコンセプトを見つけましたね。高齢者人口が確実に増えていく中、マーケティング戦略においても正しい選択だと思います。

今まで、アスリートが筋肉増強などを目的にしたものと捉えがちだったSAVASのイメージを、人にとって重要な栄養素であるタンパク質を補給するものとして、一般の人にアピールする象徴的な商品に成り得ます。ボトルデザインも、高齢者が使用するのにたいへん理にかなったものになっています。私が担当している「ユニバーサルデザイン論」で学習したことを参考にしてくれたとのことで、たいへんうれしく思いました。

今回の取り組みで、世の中の現象や事実を丹念に調べ、それを基にしてアイデアを積み重ねていきながら、だんだんひとつのコンセプトに絞っていく企画のおもしろさを味わえたのではと思います。明治の方からもたいへん評価してもらい、よかったですね。