学生ブログ
2018.05.10新入生一泊研修でホテルのパン作りを体験しました ライフデザイン学科1年 A.I
4月13日(金)ホテルのいろんなサービスを体験する研修で、私はパン作りを体験しました。4つの班に分かれて、フランスパンとロールパンの2品を作りました。
フランスパンは基本工程を教えていただきました。「粉を混ぜる→こねる→手につかない程度に生地を薄くなるまでちぎってはくっつけを繰り返す→形を整える」です。とくに大変だったのは、ちぎってはくっつけを繰り返す作業で、ずっと手を動かしていたので腕がパンパンになりました。ロールパン作りは、生地から自分の好きな形を作る工程を体験しました。
翌日の朝食に作ったパンを並べていただき、みんなに食べてもらいました。大人気だったのがロールパンで、なくなってしまう勢いでした。私たちの作ったパンが大勢の人に食べてもらえると思ってなかったので、とてもうれしかったです。
小学生のときに家でパンを作ったことがありますが、その頃は大変な工程をしていなかったので、味が少し薄くて上手に作ることができませんでした。今回パン職人の方に教えていただきながら作ったパンを食べてみると、フランスパンは外は弾力があり中はもちっとしてて、ロールパンはふわふわで甘みがあり、とてもおいしかったです。
体験を通して、パン作りは甘いものではなく、こんなにも体力を使うんだということを感じましたし、パン職人の方の「気持ち」や「大変さ」は「愛情」となってパンに込められていることを知りました。私はこの研修で、作る人の気持ちを肌で感じることができるいい体験ができてよかったです。これからの生活に、いろいろと役立てていけたらと思っています。
先生のコメント
A.Iさん、私たちの作ったパンが翌日の朝食で大人気となり、本当によかったですね。自分の作ったロールパンを見つけられましたか?私は自分の作ったものを1つだけうまく発見できて、じっくり味わいました。
ホテルの「顔」とも言われるパンが、こんなふうに一生懸命に手作りされているから、お客さんに喜ばれるんだということが、実際にパン作りを体験してみて理解できたのではないでしょうか?A.Iさんが気づいた「気持ち」や「大変さ」と「愛情」は、これからの生活にとって、とても大切なキーワードになると思います。