京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 新入生一泊研修でホテルスタッフを体験しました ライフデザイン学科1年 A.O

学生ブログ

新入生一泊研修でホテルスタッフを体験しました ライフデザイン学科1年 A.O

私は将来ホテル関係の仕事につきたいと思っているので、ホテルの裏側を見てみたいと思い、新入生研修で「ホテルスタッフ」の体験をさせていただきました。





はじめに、ホテルスタッフの方から基本的な仕事について教えていただきました。その中で特に、「10-1=0」というサービスの法則が印象に残っています。これは、10人のホテルスタッフがマニュアルに沿って正しく働いていても、1人のスタッフが間違った行動をすると、お客様の好感度は落ち、再び来てくださることはないということを意味しています。ホテルで働く上でのおもてなしの基本を教えていただきました。


次に、実際にホテルの仕事を2つ体験させていただきました。1つ目は「お客様のお出迎え」でした。お客様役とスタッフ役で、2人1組で体験させていただいたのですが、お客様にどのような言葉をかけたらいいのか、待っているときの姿勢など、基本中の基本から丁寧に教えていただきました。




2つ目は「ベッドメイキング」で、普段私たちがホテルに泊まりに行くときは気にしないようなすごく細かいところにも気を配られていました。例えば、枕1つを置くにも位置や表裏のほかに、どの向きに置くのかまで神経を使われていることがわかりました。仕事の1つ1つに「おもてなしの心」が感じられました。



今回ホテルスタッフの体験をさせていただき、私にとって憧れの仕事でもあるのですが、その裏で動作の1つ1つにおもてなしの心をどう発揮するかを考えなければならない大変な仕事であることも、間近で見させていただき理解することができました。とても貴重な体験ができた研修旅行でした。


先生のコメント

相場先生

ホテル業界希望のA.Oさんには「ホテルスタッフ」はうってつけの体験でしたね。「10-1=0」の法則には僕も感銘を受けました。各スペシャリストたちがおもてなしの心を軸に連携する際の厳しさを語ったものとして肝に銘じたいと思います。ほかに、「ホテルスタッフの基本は笑顔と目線」、「目で会話ができるようにならないとダメだ」という言葉も印象に残っていますね。

ベッドメイキングの体験も「なるほど!」と思うことばかりでした。個人的にもベッドのシーツで袋状に寝る場所が作られているのをどうなっているのかと思っていたので、今回の体験で納得でした。