京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ プレゼンテーション大会で優勝しました! ライフデザイン学科1年 Y.H

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プレゼンテーション大会で優勝しました! ライフデザイン学科1年 Y.H

presen2_17月18日(土)、プレゼンテーション大会が行われました。「プレゼンテーション演習Ⅰ」の授業で、「zoo〜っと好きだから…京都市動物園集客力アッププロジェクト〜女子短大生にできること〜」というテーマのもと、準備に取り組んできました。実際に動物園に行って取材をしたり、インターネットで情報収集をしたりと、発表に向けての資料集めから始まりました。取材時に、京都市動物園では動物のことを何よりも大切に、第一優先にしているということを知りました。とてもすてきな考えだと感じ、その点もアイデアを出す際には考慮しようと思いました。

最初の頃は、パワーポイントの操作も慣れず、せっかく考えた案にもデメリットが見つかったり、なかなか思うようには進みませんでした。しかし、試行錯誤するうちに私たちのチームは、現状の京都市動物園はすでに実施されていることも多く、今のままでも十分魅力的ではないか、という結論に至りました。そこでなぜ集客数が増えていないのかを考えた結果、それは宣伝力の欠如にあると気づき、宣伝方法に的をしぼって発表していくことを決めました。

presen2_3クラス内予選で投票の結果、1位に選んでもらったのですが、私たちの中ではまだまだ納得のいく発表はできていないと感じていました。台風が近づいていましたが、学校に夜遅くまで残りパワーポイントと原稿を改善して、先生にいただいたアドバイスをもとに、一部考え直しました。本番が翌日だったのでなかなか大変でしたが、プレゼン大会で優勝したい!という気持ちで最後の準備を頑張りました。


presen2_2その結果、ゆるキャラを作って動物園自体の知名度を上げること、ポスターやパンフレット、入場券を見やすいものに改善すること、新しくポイントカードの制度を作ってお客さんに何度も足を運んでもらう、という案を具体的に考えました。ゆるキャラやポスターは、ただ案を出すだけでなく、実際にイメージしているものを形として作ったりもしました。



presen2_4全チーム、とてもハイレベルなプレゼンの中で、審査員の方々に最優秀に選んでいただけて本当にうれしかったです。ずばり勝因は、「現実性」にあると私は思っています。動物たちにストレスを与えないこと、必ず集客アップにつながる宣伝方法を検討し直すことなど、今すぐにでも実践できるアイデアを提案できたことがよかったと思います。



プレゼン大会までの道のりの中で、私は、自分の考えを人に伝えるにはどうすればいいのか、誰もが聞きやすく分かりやすい発表にはどういう工夫がされているのかなど、たくさんのことを学びました。他のチームの発表を聞いて得たものも、いっぱいありました。この経験を大切にし、これから更にプレゼンの腕を磨いていきたいと思います。

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先生のコメント

成瀬先生

優勝おめでとう!そうそうたる審査員を前にしたプレゼンはとても緊張したと思いますが、堂々としたプレゼンで内容もよくまとめられていました。

アイデアやスライドの作り方も非常によかったのですが、特によかったのはしっかりと情報収集ができていたところです。動物園に取材に行った時に、「動物を最優先に」という飼育員さんの言葉をしっかり聞き取り、それをプレゼン内容に反映させることができたところがよかったと思います。そうした情報収集を含めた事前の準備が「現実性を持ったアイデア」につながったのだと思います。

優勝できたこともすばらしいですが、今回のプレゼン大会を通して「どうすればもっといいアイデアになるか?」や「どうすれば分かりやすい発表になるか?」などについて考えられた点もよかったと思います。まさにそうした「問い」を深めることが学びにつながり成長につながります。Hさん自身も気づかれているようにプレゼンを通して多くのことが学べますね。今回の優勝経験を生かして、さらに次のステージを目指してください。