京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ スタイリストの仕事の現場を見学し貴重な経験をしました ライフデザイン学科1年 M.M

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スタイリストの仕事の現場を見学し貴重な経験をしました ライフデザイン学科1年 M.M

stylist_28月28日(金)、「女性と放送業界」という放送業界における女性の仕事について学ぶ授業で、スタイリストという仕事の現場を実際に見学したいという希望者がいれば、担当の鹿島先生が交渉してくださるということだったので、昔からスタイリストの仕事に憧れていた私は、見学を希望しました。1人での見学だったのですごく緊張していたのですが、見学を終えての感想としては「すごく楽しかった!」の気持ちでいっぱいになりました。

その日は先生の知り合いで、スタイリストの会社を経営されているミズグチさんにお世話になりました。見学だけでなくスタイリストの仕事をたくさん体験させていただきました。

まず、衣装を借りにお店へ行きました。担当の芸能人の好みや体型に合った服を選んだり、テレビ映えがするものを選んだりと、いろんなことを考えながら選ばないといけないのだなと思いました。また、いつも貸していただいているお店への感謝の気持ちも大切なことだと学びました。

ミズグチさんは宮根誠司さんのスタイリングを担当されているので、読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」の見学にも行かせていただきました。スタイリストはあくまで裏方の仕事なので、芸能人の方のところでずっと話したりしないように気をつけておられるようでした。また、いつもシャツの袖のボタンを自分でとめない人には、着られる前にとめておいてあげるなどの小さな気遣いも大切なのだと学びました。放送が終わり帰ってきてから、アイロンがけなどもさせていただきました。
 

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私は昔からファッションに興味があって、スタイリストという仕事は小さい時からの憧れでした。今回の見学でスタイリストという仕事はどういうものかを実際に体験して聞いて学んで、仕事の難しい部分も含めてやりがいのあるすばらしい仕事だなと改めて思いました。

何よりも、お世話になったミズグチさんを含めて会社の皆さんがすごく優しく面白かったので、楽しく学ぶことができました。貴重な体験ができたので、今回の見学を希望して本当によかったです。将来の自分のやりたい仕事の選択肢の一つとしても考えていきたいと思いました!

先生のコメント

今回お世話になりましたスタイリストのミズグチ クミコ様からコメントをいただきました。

短い時間ではありましたが、少しでもスタイリストというお仕事を楽しいと感じてもらえてうれしく思います。 スタイリストの仕事といえば服のセンスやタレントさんとの衣装の相性もありますが、普段着られない服を提案し、周りの方々や視聴者から好評いただいたり、ご本人様にお仕事を気持ちよくしていただけることも、やりがいを感じられる事の一つです。

あと、テレビのスタイリストは、番組によって臨機応変に対応することを求められます。例えば、報道ニュースの生放送などでは、事件や訃報が急に入った時は、衣装のテイストを変更しコーディネートをし直します。番組のテイストによってスタイリングを考え、タレントやアナウンサーのイメージとマッチングさせることが重要でもあります。

タレントさんと過ごす時間も他のスタッフさんより多いので、スタイリング以外でもタレントさんへの気遣いやコミュニケーションを取ることも忘れないように心がけています。 服に興味があり、人と接する事が好きであればオススメしたい職業ですが、学生の間に色々な体験をし、自分の本当にしたいと思える職業が見つかるといいですね!