2015年度 女子大生が考える鹿肉の普及活動(京しかミーツ)

能勢妙見の森を視察しました

2015年7月11日

私たち京しかミーツは、昨年度のエコしかクッキング教室で料理講師を務めていただいた林真理さんから「のせでんアートライン妙見の森2015」というイベントに共同で映像作品を出展しましょうというお誘いをうけ、相談の結果、このイベントに参加することになりました。
そこでまず実際に能勢町へ視察に行きました。能勢電鉄の方が亀岡駅まで車で迎えに来てくださり、早速妙見山に登りました。ケーブルやリフトに乗り、地元の方に案内していただいて妙見の森のブナ林を見学しました。そこでは、鹿の足跡や鹿によって食べられた植物、植物を鹿の被害から守るために設置された防護ネットなどを見ることができました。能勢町でも鹿による森林への被害が深刻であることがわかりました。下山するときには野生の鹿と遭遇して、とても驚きました!

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黒川の公民館で、このイベントに参加するアーティストの方、地元の方、能勢電鉄の方、関西テレビの方との交流会にも参加しました。交流会では、参加者から次々とイベント成功への思いや活動への期待などが話されました。林先生の鹿のフォン入りのジュース、鹿ハムをはじめ多くの鹿肉料理が並べられ、テーブル中央には黒川ダリア園のあざやかなダリアが飾られました。私たちの作った鹿肉料理「シカッチエッグ」を試食していただき、私たちの活動報告をしました。そこでは料理に対する感想をいただいたり、地元の方に鹿による被害についてインタビューさせていただいたりと、たくさんの方のお話を聞くことができてとても勉強になりました。

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能勢町へ見学に行ったことで実際に鹿による被害を目の当たりにし、その深刻さを理解することができました。鹿の被害は農地や森林だけでなく、鹿がたびたび電車を止めてしまうことを聞いて驚きました。また、こんなに多くの方が真剣にこの問題に取り組んでいることを知り、身が引き締まる思いがしました。この経験をしっかりと作品制作に生かし、良い作品を作りたいです!

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