2013年度

【第2回】活動報告

2013年5月22日

《活動内容》
太子堂にてお勤め
・嘆仏偈
・嘆仏偈の簡単な解説
いのちの尊さと自分自身への問いかけ
 金子みすずの「私と小鳥と鈴と」、「星とたんぽぽ」、相田みつをの「自分の番」の詩と、 
 さらに竹内まりやの「いのちの歌」の歌詞を資料として、そこに込められた思い、思想を考察。

 

《担当教職員より》
今回は学生サポートセンターの真東さんを講師としてお迎えしました。真東さんらしい、優しく包み込むような解説でした。
金子みすずさんの生涯、仏教との接点、そして詩に込められた、個々の生を平等に生きていくこと、見えないものにも支えられて生きていること。また、相田みつをさんの詩から、今ここにあるいのちが、無量の時間的つながりや周囲の関係の中ではじめて成り立っていること、自分はその一つの可能性を生きていること。
このようなお話をしてくださって、その後、竹内まりやの歌詞の解説に移りました。真東さんが紹介してくださった「いのちの歌」は、2008~2009年に放映されたNHK朝の連続テレビ小説「だんだん」の劇中歌として、竹内まりやが”Miyabi”名義で作詞された曲だそうです。
先に紹介してくださった金子みすずや相田みつをの詩に謳われていた「いのちの尊さ」が、同じようにこの「いのちの歌」でも綴られていることを指摘してくださって、さらに、冒頭の「生きてゆくことの意味 問いかける」という一節から、真宗が自分自身への問いかけを大事にしていること、前半にある「めぐり会えた奇跡」という一節から、親鸞の法然との出会い、その出会いを通して親鸞は、真の自分つまり罪悪深重という自分に出会ったのだということ、という2点に結び付けてお話を締めくくってくださいました。