2013年度 新聞切り抜きタイ

エレベーター内の壁新聞第一号

2013年6月20日

みなさんこんにちは! 今日の活動は、恵の雨!を通り越し、ひどい雨。その中を5名のメンバーが集結しました。 メンバーは膨大な情報てんこ盛りの新聞を読むというより、まずサラっと目で流しながら、平素思ったり感じたりしていることと同じ香りがする(つまり自分の心に響く)記事を素早く見つけていきます。そのスピードの速いこと。すっかり新聞に慣れ親しんでいる様子に正直驚嘆。

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その内、校正記者なみの鋭い突っ込みが入り出すかもしれないと思える程、成長角度の高さも感じていると、「今日の気になる記事」を切り抜き終えたメンバー5名が居るワークスペースが今度は「エレベーター内の壁新聞」制作工房へと早変わり!。EV内の環境やアイキャッチを考えてイエローのパネルを選び出し、学園の仲間達に世間様で起きている出来事に感動や驚きを感じてもらおうと、貼りつける記事をアーカイブからセレクトしながらワイワイやっていると、話題は真田先生のその日のダンディなお召し物が、なんとアロハシャツだと言う事が判明。ハイビスカス柄のシャツがアロハだと思っていたメンバーは、「アロハは日系人が日本からハワイに持ち込んだ着物から生み出した衣装で、現在でもたくさんの絵柄が存在するんだよ。ハワイでは、アロハシャツがフォーマル・ウエアでネクタイ・スーツ姿に相当し、現在人気のデザインは地味でシック系」との先生のお話にビックリ。それ以外の面白いお話満載の歴史ミニ講座を聴きながらの制作作業のなんと贅沢なことでしょう!(思わず城達也のように心の中でつぶやいてしまいました)。

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制作とミニ講座を堪能したあとに、いよいよ第一号の記事を早速EV内の壁にデビューさせました。
メンバー達は、皆さまが明日へ向かって僅かでもいいから勇気や希望を感じる(ちょっと大げさかな)きっかけにしてもらえることを願い、1週間~10日前後で掲載記事を貼り替えて参ります。 是非、数秒の乗車時間を少しでも楽しんでいただけるとうれしいです。えっ?そのエレベーターはどこですかって。ハイ、時計棟のエレベーターでございます。

第7回 学内に新聞を掲示することになりました

2013年6月13日

みなさんこんにちは!異常な気温に学内各所でバテ気味な人を見かけることが多い中、今回の切り抜きタイは、一服の涼を求めてか、はたまた旋風を巻き起こしにか、元気なメンバー3名が集結してスタート。新聞をめくる姿のかっこよさ。皆さんにお見せしたいですよ、ハイ!。

読み進めて行くと「社説の面白さ」を以外と知らないことが分かり、真田先生のミニ講座がさっそくスタート。「世の中の出来事(時事問題など)について新聞社がその責任で自社の意見や主張を述べたものだよ」また「これ以外に朝日なら天声人語、産経なら産経抄などのコラムは社説よりもっと身近なトピックスで馴染み易いものがあり、時間がない時はそこだけ読んでも価値がある」という先生のお話にメンバーは難しいと思いがちな紙面の新たな魅力を発見できたようです。

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でも今回の活動はそれだけで終わりませんでした。今までの活動で新聞の魅力を実感しているメンバーから大きな提案が!。先生も私も「何!なに?ナニ?」と耳を傾けると、「面白いと思った新聞記事をエレベーター内の壁に掲示しちゃおう」というもの。聴けば「面白い事がたくさん書いてあるのに、同じ学生のみんなが知らないのはもったいなすぎるぅ」と言う訳。真田先生「なるほど!それはいい!」メンバー「じゃあ事務局へ相談しに今から連れて行ってください!」と言う訳でメンバーが事務局に乱入(イヤ違った)相談にお邪魔しました。受けて立った総務グループ若手職員の粋な対応にメンバーは感激。

翌日「掲示OK」の返事をいただいて感動。メンバーの思いと行動力が、そしてその思いを事務局がしっかり受け止めてくださったことで、今後エレベーター内で世の中の出来事に触れて勇気付けられたり興味関心を持つ学生さんが増えてくるかもしれません。そうなればとても素晴らしいこと。今後も彼女らの活動から目が離せません。

第6回 食べ物の話で盛り上がりました

2013年6月6日

みなさんこんにちは!梅雨入りしたのに、雨はいずこへ。高温多湿が苦手な私はとても助かっていますが、、、、、。

さて、今回の切り抜きタイは、多くのメンバーが就活や課題などで忙しくしている中、時間を作ることができたメンバー1名(汗)の参加でスタート。そう、前回、答えのない課題に取り組んでいたあの悩める彼女です。学業やアルバイトに充実過ぎるくらいの毎日を送る彼女を中心に早速新聞記事に目を走らせます。

最初に興味を持てたのが、『阪神のフジナミ選手がファン投票で選ばれた』というもの。「彼がどんな魅力を持っていて、どんな活躍をしているのか」に話が発展し、スポーツ分野で花が咲くかと思いきや、女性二人と食い意地はってるおじさんが一緒にいると自然に食べ物の話へと、、、、。

彼女と吉田先生が知っている場所には美味しい食べ物屋さんがたくさんあるという話をしていると、自然に食べ物の記事に皆の目が止まるのは当然のこと。
『サークルKサンクスが女子学生と野菜多めの弁当開発』という記事を見つけて、「どこも同じようなことに取り組んでいるから、ウチがもしやるならクオリティーで勝負やね」という頼もしい意見が出たり、『イオンがKO-U-AN(コウアン)とう名の喫茶店を展開』という記事を見つけて「コウアンって、えっ、そのネーミングどこかで聞いたことが、、、、、」。はい、もちろんウチの「光庵」とは意味が違うようで、中高年に居心地良く過ごしてもらうことを願って名付けたそうです。

この他いろんな記事を見てますと、世の中のキーワードはやはり「女性」と「中高年」のような気がします。毒舌漫談の○○マロさんも日経MJ見てるのかな?と真剣に想像してしまいました。

食べ物の話で盛り上がったついでに、今度はメンバー同士でお薦めの食べ物屋さんをマッピングしようということになりました。次回は切り抜きとマッピングの予定です。京都・大阪・神戸・奈良など足を運べる場所でいいお店をご存知の方がいらっしゃったら、来週木曜日夕方5時頃スタートの新聞切り抜きタイに合流ください。先生方も大歓迎です。待ってま~す。

第5回 英語の新聞にも挑戦!

2013年5月30日

みなさんこんにちは! いよいよ梅雨入りしましたね。でも気温だけは一足早く夏に突入しているようで、そのせいかバテ気味な学生さんもチラホラと、、、、、しかし、切り抜きタイの4回生メンバーはなぜだかとても元気!何でも前向きなところが周囲を明るく照らして元気を与えているようです。

そんな4回生のお姉さまと、授業の課題に挑戦中の悩める3回生、そしてインターンシップや将来について真剣に考えている2回生の計5名が集まりにぎやかにスタート。

そして今回から、なんと!
「えいご」の読み物が登場。その名もジャパンタイムズ社刊行の英語学習者向けの週刊紙「週間ST」。この存在、みなさんご存知でしたか?小見出しだけが日本語で書かれてあるから、英語で書かれてある記事に入りやすいのなんのって。
(もう一人の私は「しっかり英語を勉強しといたらよかった」と内心思ったわけですが、、、、汗)
しかも、世界50カ国をお仕事で回ってこられた真田教授の解説付きで邦訳しながら読み進めていけるなんてなんと素敵なことでしょう!

ESS顔負けのアクティビティに2回生メンバーは特に楽しめた様子でした。特に英語の「星座占い解説」は某ジャーナリストさんのニュース解説をはるかに上回る面白さ。
やがて、日本語記事の「出産で離職する女性を2017年には5割以下に」というシリアスな話題や「痛グッズに囲まれたい~ネイルアート~」の記事にも話が及び楽しい雰囲気に拍車がかかった頃に、話題は販売促進企画を考案中のメンバーが抱える課題へと移り、気付いたら真田教授とみんなが一緒になって課題への切り口を考えていました。

答えのない課題に取り組む彼女にとって少しでも灯りを見つけるきっかけになっていたらうれしいな。
この集まりは、考える(妄想もOK)ことが好きな人にも楽しめる空間だと思います。
みなさんもどしどし参加してくださいね。待ってま~す。

第4回 新聞切り抜きから将来を見つめる

2013年5月23日

みなさんこんにちは!もう夏やね!と言いたくなる暑さの中、今回は「就活4回生」2名の参加でスタート。

例によって日経MJから日経新聞へと鋭く目を走らせる彼女らの姿はもう社会人と変わらぬカッコ良さを感じさせます。 それぞれが気になる記事についてつぶやき出すと、周囲や先生が楽しく反応。私も紙面に目をやりながら会話を聴いていると、自分だったらスルーするような記事でもそれに興味を持つ人から内容を紹介されると魅力を感じてしまうから不思議。

「モー娘。が1位に!」の記事を切り抜いたメンバーがスマホでその曲を聴かせてくれたのをきっかけにメンバーとミドルで現代ミュージックシーンについて話が発展。世代の空気を感じ合ういい雰囲気に浸っていると、「伊料理店サルヴァトーレの出店ペースが上昇」「ラーメンの一蘭の人気の秘密」などお腹が鳴ってしまうものや「ジップでネクタイ開閉」の記事にネクタイの締め方を知らない人が増える!と憤慨する普段やさしいメンバーの鋭いツッコミが聴けるなど、新聞ネタを基に「あーだこーだ」とたのしい話が盛りだくさん。

でも、さすが就活生、楽しい話だけでは終わりません。彼女たちはどんな記事に接しても仕事に結びつけて考えます。オジサンも見習わなければ(汗)。「ベンチャー企業ってどうなんですか?」なんて質問が飛び出し「いいベンチャーとその反対をどのように見分けるか」について先生のプチレクチャーが始まったり、「就活で光華はどんな大学?と聞かれたらどう応じればいい?」の問いかけに、光華が謳う「こころ&チカラ」の意味が先生から示され、すかさずメモを取るメンバーの姿に頼もしさを感じる中身の濃いものになりました。世の中の出来事について話し合うことが最後には自分達の足元と将来を見つめることにつながるという終わり方に、オジサンはしびれました。

次回はどんな発見があるかな。とても楽しみです。