2014.08.01

知的障害のある方の移動を支援する「ガイドヘルパー」の資格を、46名が取得しました

キャリア教育の一環として、さまざまな資格取得を支援するキャリアセンターキャリア教育推進では、将来、他者への貢献の一助となるガイドヘルパーの講座を実施し、医療福祉学科17名をはじめ全学からの受講者46名が資格を取得しました。
ガイドヘルパー(正式名称:移動支援従業者)には、知的障害者課程・全身性障害者課程・視覚障害者課程の3種の課程があり、いずれも障害のある方が、屋外で安心して外出できるようにサポートするための資格であり、今回は知的障害者課程について実施しました。
学生にとってガイドヘルパーは近年、ボランティアやアルバイトに役立つ有効な資格でもあり、外出の際に付き添い、安全に配慮しながら移動するためにどんな準備や思いやりが必要か、講義やグループワークを通して学ぶことにより認定されるものです。講座は障害者支援施設(社会福祉法人 南山城学園様)で働いておられる方が講師として講義を担当くださり、実体験を交えてのリアルな授業を実施していただけました。また、本学医療福祉学科教員も講師を担当、学生にとっては普段から指導を受けている教員の存在も心強いものであったようです。希望者にはボランティアなどの案内もしており、夏休みに即活かせるように支援しています。早速今夏、25名の学生がこの資格を活かした現場でのボランティアに参加を志しています。
本学では、自己のスキルアップと併せて、社会貢献に活用できる資格の一つとして、サービス介助士や介助職員初任者などの資格取得の対策講座も実施し、多くの有資格者を育成しています。
キャリアセンターキャリア教育推進では、学生の皆さんが“他者への思いやりのこころとスキル”を兼ね備えた社会人として活躍できるよう、これからもさまざま資格相談・対策講座を通して支援して参ります。