2014.08.21

全職員による防災訓練を行いました

8月20日、全職員による「防災訓練」を行いました。
オリエンテーション、右京消防署職員による防災訓練ガイダンスの後、それぞれの班に分かれて、消火器訓練、屋内消火栓、避難器具、救護活動の4種類の訓練体験を行いました。
消火器訓練・屋内消火栓訓練では、消火器や本学に実際に設置されている屋内消火栓を用いて、右京消防署職員の指導のもと消化訓練を体験し、避難器具訓練では、本学1号館ベランダに設置されている斜降式救助袋を用いて、設置方法について説明を受けた後、避難を体験しました。救護活動訓練では、学内であるもので簡易担架を作る方法を教わり、実際に担架に人を乗せ、搬送を体験しました。

訓練体験後は、授業中に震度7強の地震が発生し、それに伴い火災や負傷者が発生した想定で避難訓練を行いました。災害時のパニック状態を抑制し、いざという時にどのような手順で行動しなくてはいけないのかを確認するとともに、学生への指導についても職員一人ひとりが改めて確認を行いました。

本学では、毎年防災訓練を実施していますが、今回の防災訓練は、実際の器具を使用した、より実践的な内容となりました。
実際に災害が発生した際、学生の安全を守り、そして自らの命を守る上で必要となる、冷静な判断力の重要性と、正しい器具の使用法をしっかりと学ぶことができました。また、職員一人ひとりの防災意識を高める大変貴重な体験となりました。