2015.02.15

学生企画「東日本大震災追悼コンサート ―明日への光―」を開催します(終了しました)

「東日本大震災から4年目を迎え、『想う』だけではなく『行動』にうつしたい。このコンサートが明日への第一歩をふみ出す希望の光となるように。」という思いから、学生たちが企画し、「東日本大震災追悼コンサート ―明日への光―」を開催します。
このコンサートは、本学の学生会中央委員会、吹奏楽部、京炎そでふれ!華羅紅、箏曲部などのクラブ・サークルに所属する学生が中心となって企画・開催するものです。

本学でも被災により死亡確認された学生一名の他、被災地出身の在学生や卒業生も多く在籍していたことや、1995年に発生した阪神・淡路大震災を幼少期に家族とともに体験し、家族から当時の様子や震災後の生活について話を聞くなど、震災の恐ろしさを目の当たりにした学生も多く、学生たちは震災を身近なものとして感じ、震災に対して深く考え、自分たちにできることを何か「行動」にうつしたいと考えました。

また、本学では、これまでも東日本大震災被災者心のケア(ボランティアカウンセリング)活動として、2012年3月からこれまで5回にわたり、本学人間関係学研究科(現:心理学研究科)の大学院生が現地へ赴き、石巻市教育委員会のご紹介でNPO法人”からころステーション”の被災者支援活動に参加しています。医師・看護師・臨床心理士・社会福祉士など他職種の方々とともに仮設住宅を回り、”からころカフェ”にて行われている健康チェックの傍らで、生活ストレスや被災体験についてお話を伺うという活動を行う他、からころステーションの方のご案内で、女川地区や大川小学校など重篤な被災地の視察もさせていただきました。

これまでの本学での東日本大震災被災者に対する心のケア活動や、このような学生たちの強い思いから、学生たちが主体となって、このようなコンサートを企画・運営します。

■概要
日   時:2015年3月11日(水)14:15 開場 / 14:45 開演
会   場:本学徳風館 6階 小講堂
プログラム:1部「記録」 2011年→2015年
       2部「記憶」 私たちにできること
出 演 者:箏曲部、京炎 そでふれ!華羅紅、吹奏楽部
※参加無料、入退場自由、事前予約不要