2015.04.13

色鮮やかなチューリップが並ぶ光風館で学長講話が行われました

 

4月10日、あいにくの雨ですが、色とりどりの傘を持ち学生が向かうのは本学光風館講堂。そこで学長講話が行われました。学長講話は大学・短期大学部の新入生を対象に、仏教精神に関する理解を深めてもらうことを目的とした講座であり、今年度から授業科目「京都光華の学び」の一環として「建学の精神と自校史」を講題に行われました。

 

第一部は、建学の精神、校訓、慈悲心についての話のなかで、これらを理解するためには「生きている」から「生かされている」という自覚と感謝、謙虚さを持ち、「見えぬもの」への畏敬の念、敬虔感情を持つことが大切であると話しました。

 

第二部は一郷学長、キャリア形成学科の小澤講師、乾准教授が咲き誇るチューリップを囲みながらのトーク形式で座談会を行い、私たちの個性、生きる意味についてのテーマで議論しました。思い通りにならないことは当たり前であり、苦しみながら生きていくことで、私らしさや個性を見つけていくのだと語りました。

 

最後に、SMAPの「世界に一つだけの花」を流しながら、「本来、人間はひとりひとり違うものであり、他人と比較してみじめに思う必要はない。自分の立場の中でベストを尽くし、自分の命を全うすることが大切である」との言葉で学長講話を締めくくりました。

 

本学では、建学の精神である「おもいやりの心」をもった女性を育成するため、年間を通じて宗教講座や学園花まつり等の宗教行事が行われます。