2015.07.27

キャリア形成学科の学生考案スイーツ、デパート販売へ

キャリア形成学科2年生の専門科目「プロジェクトI(担当教員:乾 明紀准教授・吉田咲子准教授)」では、ビジネス社会や地域社会の場面を想定したプロジェクトマネジメント知識と実践能力の修得を目的としています。

 この度、京都岩倉にあるお菓子・ケーキ・パンの販売店「レ・フレール・ムトウ」と連携して共同開発した2種類の新スイーツが販売されることとなりました。

その販売に先立ち、7月10日、本学にて商品の完成報告・試食会が行われました。

 今回販売されることになったのは「柚子とグリッシーニ」「黒まるチーズケーキ」の2つです。

———————————————————————————————-

・柚子とグリッシーニ

イタリア生まれのスティック状のパンであるグリッシーニを爽やかな柚子ジャムにディップするという新しい発想で生まれたこの商品は、サクサクとした生地に柚子の果肉の触感がたまらない新感覚のスイーツです!
友人や家族と一緒にディップしたくなる美味しさです。

 ・黒まるチーズケーキ

京都・丹波の黒豆が、ふわふわの濃厚チーズと出会いました。口に広がるチーズの深みに、黒豆の上品な甘さとコクが加わった贅沢なチーズケーキです!
黒豆の歯ごたえと見た目のかわいらしさもこの商品の魅力です。

———————————————————————————————-

 商品開発にあたり、実際に企業と連携していく中で、学生たちは様々なことを感じ、学び、身に付けました。

「1つの商品を作るにあたり、様々な人の力を借りて企画や運営について議論していくことの大変さ、そして商品を世に売り出すためには「宣伝効果」が必要で、宣伝にはインパクトが大切であり、商品開発の重要性や評価の視点を持ってアピールすることの大切さを学んだ」
「企業側の意見を尊重しつつも、自分たちの主張も伝える点が苦労した」
「商品を開発することで企画力が身についた、広報を自分たちで行い、企業に営業に行った経験は大きな力となった」
「企業の方へ自分たちの企画を提案する時に何事にも根拠(裏づけ)が必要なのだということがわかった。その根拠とは、自分たちの考えや行動ではなくて、ターゲット(顧客となるべき人)の考えや行動である。そのため、数回アンケート調査を行って根拠となる資料を集めた。このような商品を作り上げるための過程がとても大変であり、ひとつの物が商品になるまでの過程や苦労を知ることができた。」

もちろん苦労した点は沢山あったと思いますが、完成報告会で発表している学生たちの表情は皆いきいきとしていました。企業と連携する貴重な機会を経て、自信がつき、成長できたのではないでしょうか。

 考案から開発まで何度も試行錯誤を重ねたこちらの商品は、大丸京都店にて販売されます。詳細は以下の通りです。お盆の時節、手みやげを見つけにどうぞお立ち寄りください。

 ——————————————————————————–

期 間:8月12日(水)~18日(火)

場 所:大丸京都店地下1階

価 格:柚子とグリッシーニ(1パック¥1,328税込)

黒まるチーズケーキ(1箱6個入り¥1,024税込)