2015.08.04

京都市動物園集客力アッププロジェクト~女子大生にできること~

7月18日、本学短期大学部ライフデザイン学科2015プレゼンテーション大会を行いました。この大会は本学科1年生の必修授業「プレゼンテーション演習Ⅰ」の集大成として、ライフデザイン学科1年生が、4名の審査員へ向け「京都市動物園集客力アップ」に向けた提案を行いました。
緊張した面持ちの学生たちは、発表する壇上に上がった途端、堂々とした表情に。これは、授業の中で表現方法の大切さを学ぶため、数々の実践を経て発表する緊張を楽しさに変え、聞き手に取って分かりやすい技術を習得した結果かもしれません。入学してわずか3ヶ月、その成長曲線は大きく感じます。

企画立案に向け、現状・背景・課題を明確にするため、学生たちは現場へ足を運び、さらに同世代へアンケート調査も行いました。「動物園へ行くかどうか」「魅力は何か」「なぜ動物園へ行かなくなったのか」を徹底的にヒアリングします。それらの結果を元に、打ち手として「LINEスタンプ」や「ツアー企画」などを提案しました。

しかし、そのアイディアが本当に集客アップに向けた効果があるかどうかは、運営側にとって非常に重要な観点です。認知度を上げて、実際に「京都市動物園へ行こう!」という行動の後押しになるのか否か、審査員に指摘された学生たちは新たな気付きと共に、さらに企画を見直し改善する機会となりました。
学生の柔軟で豊かなアイディアの数々から、今後「京都市動物園集客力アップ」プロジェクトに採用される日が楽しみです。

審査員:
藤田 裕之氏(京都市副市長・本学客員教授)
山下 直樹氏(京都市動物園 種の保存展示課企画係長)
越坂 哲司氏(元毎日放送テレビ制作プロデューサー・ジパングマネジメント株式会社 取締役)
松田 青華氏(本学短期大学部非常勤講師「声と表現Ⅰ」担当)