2016.01.28

社会福祉士を目指す3年生による「実習報告会」を開催しました

1月21日(木)、本学 キャリア形成学科 社会福祉士養成課程(※)3年生による社会福祉援助技術現場実習」の報告会を開催しました。

本養成課程では、3年次に「社会福祉援助技術現場実習」として、児童分野、高齢分野、障がい分野、地域分野に分かれて社会福祉施設や地域包括支援センターなどで約8ヶ月の通年型実習を行います。

当日は、お世話になった実習先の職員の方々にもお越しいただき、実習内容やエピソード、実習での学びについて、報告が行われました。

実習を終えた3年生たちは「長期間の実習だからこそ子どもたちの様子や変化など細かい部分まで見ることができ、非常に達成感があった」「さまざまな病気を抱える方と接する機会がたくさんあり、利用者をより早く理解・支援するためにも高齢者に多い病名は事前に勉強しておくことが大切だと思った」「実習の前にさまざまなアドバイスをいただき、万全の準備をして実習に臨むが、いざ現場に立つと不安や緊張で戸惑うことがあった。わからないことは積極的に実習先の職員さんに伺えたのでよかった」と、感想や意見を述べていました。

報告会後は各分野に分かれて、次年度に実習を控えた2年生との交流会が行われ、2年生たちは「実習についてのアドバイスや苦労した話など、実習を経験した先輩方から直接聞けてよかった」「経験して初めて分かることも多いと思うので、友達や教員、実習指導者の助けを借りながら頑張ろうと思う」と感想を述べていました。
学生たちは
この実習を通してソーシャルワーカーとしての地域との関わりや、人を知ることの大切さ、また、一つのことに取り組み、最後までやり遂げることの素晴らしさを学んだのではないでしょうか。

(※)キャリア形成学科 社会福祉士養成課程は2014年4月より医療福祉学科 社会福祉専攻へと改組いたしました。