2017.02.10

料理コンテスト 「エコクッキング ~大根まるごと一本使いきれ!~」を開催しました

2月7日(火)本学において、料理コンテスト「エコクッキング ~大根まるごと一本使いきれ!~」を開催しました。

本コンテストは、食材を無駄なく有効活用するとともに、ゴミの出ない環境に優しい料理のレシピ考案・実際の調理を通じて、料理の楽しさを体験するとともに、日常生活における環境に配慮する意識づけを推進するために、本学 健康栄養学科・キャリア形成学科と京都市ごみ減量推進課との共催で開催しました。

今回テーマとなる食材は、冬の食材の代表格である「大根」。この大根を丸ごと一本使用し、コンテスト形式でゴミの出ない美味しい大根料理を競い合いました。

当日は、日々栄養学を学んでいる健康栄養学科の学生や教職員、一般の方など6チームにご参加いただき、味や見た目の美しさ、調理の手軽さ、ゴミの出ない工夫などが審査されました。
「エコクッキング」というテーマにふさわしく、普段は生ごみとして捨ててしまうような葉や皮もスパゲティに混ぜたり、油で揚げてチップにしたりと、エコ意識の向上と環境を考えながらのコンテストとなりました。

参加者もお互いの作った大根料理を試食し、「他のチームのアイデア料理に感心した。大根の葉や皮もとても美味しく、他の食材でも試してみたくなった。食品ロス削減への意識が高まった」等の意見が聞かれました。

コンテスト後は、京都市ごみ減量推進課の方より「食品ロスの現状」についてご講演いただき、「食品ロスを減らすためには、私たち一人ひとりが意識し、行動することが必要だ。エコクッキングで学んだことを、今後も継続して行っていただきたい。」と、本コンテストを締めくくりました。

 

本学では今後も、社会問題や環境問題といった地域が抱えるさまざまな課題を、教職員や学生などの人材を始め教育研究活動で培ってきたさまざまなノウハウなどの知的財産を活用し、京都市や右京区など地域と連携しながら社会貢献を進めていきたいと考えております。