2017.03.07

キャリア形成支援士のための 第3回ブラッシュアップ講座 「大学での女子学生へのキャリア形成支援を考える」を開催しました

2月25日(土)、(公財)日本女性学習財団が主催する第3回認定キャリア形成支援士 ブラッシュアップ講座「大学での女子学生へのキャリア形成支援を考える -京都光華女子大学 女性キャリア開発研究センターを事例に-」を本学において共催事業として開催し、学長、副学長をはじめ、女性キャリア開発研究センターと就職支援センターの教職員が参加いたしました。

本講座は、大学や企業などで女性のキャリア支援を行っている方や、同財団が認定するキャリア形成支援士として活動をされている方々を対象に定期的に開催されており、今回は本学女性キャリア開発研究センターの事例をもとに、大学における女子学生へのキャリア形成支援について考える機会として開催されました。

日本女性学習財団 村松秦子理事長より開会の挨拶が述べられた後、本学女性キャリア開発研究センター 加藤千恵センター長(キャリア形成学部教授)が「女性キャリア開発研究センターにおけるキャリア形成支援」をテーマに講演を行いました。

講演では、本センターが取り組んでいる「キャリア教育」の具体的事例や、加藤教授がキャリア形成学部で担当している授業の事例などをもとに、在学生の職業意識調査のデータも紹介しながら、女子学生が自立した社会人として生きていくための生涯にわたる長期的なキャリア形成の視点を持たせるための取り組みを紹介しました。

講演に続いて、参加者全員でグループワークを行い、女性のキャリア形成支援が抱える課題や改善策などの意見交換を行いました。また、参加者に女性キャリア開発研究センターの見学もしていただき、本学のキャリア形成支援の取り組みをさらに理解していだく機会となりました。

参加者からは、「さまざまな職種の参加者同士、それぞれの視点や立場から女子教育の抱えている問題などについて話し合うことができて、とても有意義な時間となった。今後も女性のキャリア教育について勉強していきたい」との意見が出されました。

最後に村松理事長が、「この講座で学んだことや、意見交換で得た情報を今後の女性のためのキャリア教育に生かしていただきたい」と本講座を締めくくりました。

当センターでは、引き続き在学生のキャリア形成支援とともに、卒業生を中心とした女性のキャリアの研究に取り組み、京都光華発「女性の輝く社会実現に向けた人材育成」を目指して参ります。

(公財)日本女性学習財団のHPはこちらからご覧ください。