2017.08.25

エコサイエンスツアー2017を開催しました

授業風景

8月23日(水)、エコサイエンスツアー2017(京都光華女子大学キャリア形成学部主催、京都大学ナノテクノロジーハブ拠点協力)を開催しました。このツアーは、本学キャリア形成学と日頃からエコを通じて連携させていただいている高校を対象としたものです。高校が夏休み中ということもあり、「エコをさらに極める」「普段できないような体験をする」ことを目的に開催しました。

第一部は、本学において、エコに関する授業と屋上庭園の見学を行いました。
授業では、キャリア形成学部 高野拓樹准教授による「地球環境問題と私たちの生活」と題した講義のなかで、気候変動とそれに伴う、極地の氷解・砂漠化・沈みゆく島・エネルギー問題について、クイズを交えながら楽しく学びました。

授業後は屋上庭園「HIKARU-COURT」に移動し、二酸化炭素排出削減やヒートアイランド現象、庭園の植生などについて学びました。

第二部は、マイクロバスで京都大学に移動後、学食を食べ、同学内のナノテクノロジーハブ拠点にて、先進機器に触れる体験をしました。
超高分解能走査型電子顕微鏡や3Dレーザー顕微鏡を使って、参加した高校生が現在研究中のお菓子の原料となる「米粉」や生ごみの分解に役立つ「竹パウダー」の他、先進半導体デバイスなども観察しました。肉眼では決して見ることのできない極微の世界を体験的に知ることができました。

高校の夏休みは、間もなく終わりますが、今日のツアーは夏の思い出の1ページにしっかりと刻み込まれたのではないでしょうか。キャリア形成学部は高校生の「知りたい」「学びたい」に「楽しさ」加えて、全力でサポートします!

屋上庭園見学

京都大学ナノテクノロジーハブ拠点にて