2017.12.26

本学卒業生で「風書家」の月風かおりさんにご講演いただきました

129日、短期大学部ライフデザイン学科1年生の必修授業「社会を知る(担当教員 脇田哲志教授)」において本学卒業生で「風書家」の月風かおりさんをお招きし、「行って、見て、知る!地球のてっぺん南極と北極」についてご講演いただきました。

月風さんは、世界各地を駆けめぐり、墨のみで世界を表現する「風書」の創作活動を続けてこられ、「南極大陸」「北極」という世界の両極での創作活動「極地芸術」を実現されました。
北極に行くために、北極近くを通る船の船長に面識がないのに何度も手紙を送り交渉されたり、犬ゾリを使って移動を試みたり、目的地へ行く方法は現地の方の協力があってこそ実現できたとおっしゃっていました。

北極、南極では墨で汚してはいけないという決まりがあったため、棒で軸を作って紐を棒につなぎ墨のついていない筆を持ち、コンパスの様に円を描く「サークル」を行われたそうです。
いい発見をして、いい人に出会って、いい旅を沢山してくださいとのメッセージをもらった学生たちは、今後の自分がやりたいことを考え達成していくために、今回のお話を真摯に受け止めていました。