2018.02.05

買ってみたくなるカップアイスの商品企画 学生発表・講評会(科目名:産官学連携プロジェクト)が行われました

120日(土)に全学共通12年生選択科目「産官学連携プロジェクト(担当:井川啓教授)」の講義において、買ってみたくなるカップアイスの商品企画 学生発表・講評会が行われました。

「産官学連携プロジェクト」とは、地域や企業と連携して、実際に社会で起きている問題や課題に取り組み、社会に出たときに役立つ知識や技術・考え方を養う実践型の授業です。
今回は、株式会社 明治から提示された課題に基づき、学生たちは商品企画に取り組み、正しい企画プロセスを実践的に学びました。

学生発表・講評会当日は、株式会社 明治から本間デザイン企画部長にお越しいただき、学生が考えたカップアイスの商品企画に対し、講評をしていただきました。本間部長には事前に学生たちが提案した商品企画に目を通していただき、「美味しそうなアイス」ではなく「切り口が新しいアイス」を提案した学生8人が学生発表・講評会当日のプレゼンテーターに選ばれました。学生からは「朝に食べるアイス」「プロテイン入りアイス」「香りを楽しむ紅茶アイス」「風呂上りアイス」「唐辛子入り恋するアイス」などさまざまなカップアイスが提案され、実際の商品企画と同様に商品のデザインから価格・販売対象など細部にわたってプレゼンがなされました。学生の発表に対し、本間部長はどの点が切り口として新しかったか、実際に販売する上でさらに検討の余地がある点はどこかなど、ご自身の経験を交えながら講評をしていただき、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

 授業の最後に本間部長から総評をいただき、商品企画をする際には、「相手の思いをちゃんと想像する」、「思いを伝えるときはストーリーをしっかりと持つ」など商品企画だけでなく、社会で働く上でも大切な考え方を教わりました。授業後、学生からは「仕事をする上で大切にしている考え方、座右の銘は?」「実際の商品開発の期間は?」「働く上で英語は必須ですか?」など、多くの質問が挙がり、「産官学連携プロジェクト」の授業を通して、勉強や働くことに対し、意欲が高まっている様子が見られました。