2018.03.15

ライフデザイン学科の学生が「第2回 短大フォーラム~つながり~」に参加しました

227日(火)28日(水)に長野県にある松本大学松商短期大学部にて、「第2回 短大フォーラム~つながり~」が開催され、短期大学部ライフデザイン学科の学生20名が参加しました。

「短大フォーラム」とは全国の短大から学生と教職員が集い、短大を取り巻く問題について学生・教職員が一緒になって考え、これからの短大が明るい未来に向けて進めるよう意見交換や交流する場として昨年度から始まったものです。

昨年度、本学を会場として開催された第1回短大フォーラムの模様はこちら

2回目となる今回は地域・仲間・企業・世界など各短大が取り組んでいるさまざまな「つながり」をテーマに、全国から約160名の短大生・教職員が集まり、各短大での取り組みについて発表・意見交換を行いました。

フォーラム1日目はオープニングセレモニーから始まり、本フォーラムを主催している本学(京都光華女子大学短期大学部)・愛知文教短期大学・香蘭女子短期大学・松本大学短期大学部の事例報告が行われました。

本学は「出会いは必然?!実践力は就職力」というタイトルで企業とのつながりについて事例を報告しました。ライフデザイン学科の学生2名と鹿島 我 教授が「プレゼンテーション演習Ⅰ」という授業の中での企業との関わりや、京都市上下水道局などの企業とコラボした課外活動など、本学の特徴的な「つながり」についてプレゼンを行いました。企業との活動を通して、社会で活躍するための力を身につけた学生の発表は、要点がまとめられていてとても聞きやすく、会場にいる他の短大生・教職員も興味深く発表を聞いている様子が見られました。

4短大の事例報告を聞いた後は少人数に分かれ、学生と教職員が一緒になって「つながり」についてのグループワークを行いました。

それぞれの事例についての意見交換の中で、学生目線・教職員目線の違いや自校には無い取り組みなどを知り、大いに刺激を受けた時間となりました。このグループワークでは学生がファシリテータを務め、本学の学生も各グループで活躍している風景が見られました。

1日目の最後には懇親会も開催され、長野県の県歌を参加者全員で歌うなどいろいろな趣向が凝らされており、大いに盛り上がった一日となりました。

フォーラム2日目は、フォーラムの最後に行われるプレゼンテーション大会に向け、「学生の夢のしゃべり場」が開催され、初日の各短大の「つながり」についての発表事例を踏まえて、短大がさらに良くなる「つながり」とは何か、チームに分かれ、学生たちが話し合いを行いました。このしゃべり場は「夢まで語る楽しい意見交換」をコンセプトにされていて、参加した学生たちは短大の未来だけでなく、自分の将来について思うことを自由に発言し合っており、どのチームも活気に溢れていました。

昼食を挟んだ後、フォーラムの集大成として、「学生の夢のしゃべり場」で考えた魅力ある「つながり」について、各チームからプレゼンが行われました。どのチームの発表も創意工夫されており、学生ならではの斬新な内容が盛り込まれていました。どのチームも素晴らしい内容でしたが、着眼点が面白かった以下のチームの発表が表彰されました。

チーム「ベルばら」
 取組内容:世界や企業とのつながりをもっと
チーム「関ヶ原」
 取組内容:夢の24時間短大フェス
チームHUNGRY
 取組内容:学校交換会 3days
チーム「みるくてぃー」
 取組内容TGG(短大・ご当地・グルメ)グランプリ
チーム「卍」
 取組内容:学科×学科 他学科との交流授業

この2日間、最後のプレゼンテーション大会に向け、共に頑張った同じチームのメンバー間には出身の短大に関わらず、強い絆が生まれ、学生たちは短大に関する知識だけでなく、かけがえのない「つながり」を得ることができました。

3回短大フォーラムは愛知文教短期大学で開催されます。本フォーラムに参加した学生たちはモチベーションが高まっており、次年度に向けて今から頑張る!と意気込む様子が見られ、とても充実した2日間を過ごしました。