2014.07.25

ライフデザイン学科プレゼンテーション大会  「負けるなマドンナ!女子プロ野球集客アップ企画 by ライフデザイン学科」が行われました

本学短期大学部ライフデザイン学科の必修科目「プレゼンテーション演習」は、地域の自治体や企業からリアルな課題を提示していただき、それを解決するための企画を考えプレゼンテーションするという授業です。

今年度は京都市に本部のある日本女子プロ野球機構と連携し、人気が低迷する女子プロ野球をどのようにして活性化するかに取り組んできました。その成果を発表するプレゼンテーション大会「負けるなマドンナ!女子プロ野球集客アップ企画 by ライフデザイン学科」が、7月19日、本学の小講堂で開催されました。

大会の審査委員長には、日本女子プロ野球リーグを代表する選手である「フローラ」の小西美加選手、そして審査員としてNHKの有働由美子アナウンサーを迎え、阿部敏行学園長とともに審査にあたっていただきました。

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学生たちは今大会に向け、18チームに分かれ、実際に女子プロ野球が行われている西京極球場に足を運ぶなど取材を重ね、プレゼンテーション案を作成しました。

そして大会にはそのなかから6チームが選出されて出場し、各チームが、女性や子どものファン獲得をめざして球場で販売されるフードのメニューやグッズの提案、SNSを取り入れた広報活動の提案、試合終了後にグラウンドを開放してドッグランにするといった企画など、女子プロ野球の知名度向上や、幅広い層のファン獲得を狙ったさまざまな提案を行いました。

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審査の結果、“女子プロ野球についてのドキュメント作品をライフデザイン学科の授業の「カメラ・ビデオ演習」「アナウンス演習」「イベント・MC演習」の課題として取り組み、学生の力で作り上げた作品をNHKに取り上げてもらう”という提案をした「チーム ひまわり」が最優秀に選ばれました。

小西美加審査委員長からは、「プレゼン力・調査力・分析力、どれをとってもすばらしい発表でした。誰がどのようにすればいいのかが明確で、私たち審査員の心にも響きました。球場への来場者増加につながるドキュメント作品を作っていただいて、一緒に球場で盛り上がりたいです」と講評をいただきました。

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各チームのプレゼンテーションの発表後、有働由美子アナウンサーによるミニ講義が行われました。有働さんは、NHKに入局した当時の苦労話や特派員として勤務したニューヨークでの経験、たくさんの出会った人々から学んだことなどを紹介しながら、「コンプレックスが多いほど個性が出せます。そして社会で活躍するには個性が大切です」「個性は、自分が考えるものと、人から見たものとが異なることも・・・」と学生に語りかけました。学生からは、たくさんの質問の手が挙がり、有働さんは一人一人の質問に時間をかけてていねいに答えてくださいました。

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有働さんからは、最後に「社会に出ると、つらいこともたくさんあると思いますが、苦労はたくさんして、ぜひ、すてきな女性になってください」と、学生にエールをいただきました。

ライフデザイン学科では、今春、学生の代表チームが「社会人基礎力育成グランプリ2014」全国大会で準大賞を獲得しました。この実績や今回のプレゼンテーション大会の成果を生かし、引き続き、社会で通用する力の育成に全力をあげていきます。

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