京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 京都文化心理学~「癒やし」についてのグループ発表~

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学生の活動

京都文化心理学~「癒やし」についてのグループ発表~

先日の「京都文化心理学~癒やされたい時、癒やされた経験~」の続きです。

翌週の授業で、グループごとに、「癒やされたい時」と「癒やされた経験」について整理・分類した内容を発表しました。

「癒やされたい時」と「癒やされた経験」のそれぞれのカテゴリと内容を紹介した後、「癒やされたい時」と「癒やされた経験」の関係についても気づいたことやアイデアを発表してもらいました。

各グループからは、
「『癒やされたい時』にも『癒やされた経験』にも“人”が関わっているという共通点がある」、
「こんなときにこんな癒やしを求めるという関係はありそうだが、それは一対一ではなく一対複数の関係がありそうである」、
「身体的な疲れを癒やす行動(食事や睡眠)は身体だけでなく心も癒やことがあるが、心理的な疲れを癒やす行動は必ずしもそうではない(音楽を聴いたり読書をしたりしても、身体の疲れは癒やせない)」、
「『癒やされた経験』は、必ずしも癒やしを求めて行った行動の結果として起こるものではなく、偶然に行ったことでも結果として癒やされることがある」
など、興味深いアイデアが出されました。

受講生は、他グループの考えにも興味をもって聴くことができました。これからも、身近な「心」の働きや行動に関心を持って考えていきます。