京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 平成28年度 心理学科2年生研修を実施しました

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教員コラム

平成28年度 心理学科2年生研修を実施しました

2月4日(土)に京都市内のホテルで、心理学科2年生の研修を行いました。この日は寒さも和らぎ、一ヶ月くらい暦を先取りしたような暖かな日差しでした。2年生ということですが、今年度の授業はほとんど終わっているので、内容的には新3年生対象と言った方がよいのかもしれません。大学4年間の丁度折り返し地点に差し掛かっている、そんな時期です。

大学での勉強の仕方や生活にも十分慣れて、この時期は、少しずつ社会への関心や将来の自分について具体的に考え始める人が増えていきます。少し極端な言い方になりますが、これからの2年間の過ごし方が、その後の自分を形作っていくことにもなります。望むような将来の自分に向かってそれぞれが進んでいけるように、この時期に研修を行っています。

研修は午前がキャリア教育講座、卒業生・4年生のミニ講演、午後は昼食を挟んで就職支援講座です。最初のキャリア教育講座の講師として本学の女性キャリア開発研究センター職員の小林さんからは、「学生時代を生きた証」を作っていくことと「将来誰の役に立ちたいか」と問うことが大事だということ、同センター職員の濱田さんからは、「マナーとは思いやりと気遣いの心」だという講話がなされました。卒業生・4年生のミニ講演では、企業、専門職(精神保健福祉士)、大学院と、それぞれの領域で活躍している先輩の苦労や喜びが率直に語られ、新3年生はおそらく自分と重ね合わせながら、真剣にそれぞれの体験話に耳を傾けていました。

午後の就職支援講座では、就職支援センターの辰巳さんが、自己分析やコミュニケーションの大切さについて話をされました。今回の研修全体を通して印象に残ったのは、学生たちに対する温かな眼差しと励ましのメッセージが一貫して響いていて、3年生になろうとしている学生たちもそれをしっかり受け取ってくれているように感じました。

それから、この研修のもう一つの目的は、次の4月から始まるゼミの先生やメンバーと交流を深めることです。また新しい人間関係のスタートです。学生生活を楽しんで、たくさんの思い出を作ってほしいと思います。

長田 陽一(2017年2月8日)

2年生研修スタート

本学の女性キャリア開発研究センター職員による講演

本学の女性キャリア開発研究センター職員によるマナー講座

4年生の就職活動体験談

大学院生による進学に関するお話

専門職(精神保健福祉士)として活躍されている卒業生の講演

ゼミごとにランチタイム

就職支援センターの辰巳さんの講演

「心理学を学んだことが活かせる仕事って?」

「仕事の価値観」に関するワークをしています