11月20日 （日）に、京都光華女子大学のホームカミングデイが開催されました。ホームカミングデイとは、卒業生と教職員が旧交を温める機会として設けられた日です。 本学では、学園祭の時期に重ねて行っていますので、後輩たちの様子を見がてら訪れる卒業生もいるようです。心理学科では、笹寿司やサンドイッチ、お菓子を 食べながらの懇親会を開きました。今年の参加人数は、15名とやや少なめでしたが、入社1年目の苦労を語り合う人もいれば、新しい目標に向けて一歩踏み出したことを報告してくれる人もいて、社会で活躍している近況を知らせてくれました。

卒業生と言えば、最近、たて続けに、私のゼミの卒業生から2つの嬉しいメールをもらいました。メールをくれたのは、卒業するまでにずい分と苦労をされた2人でした。全く別々にメールをくれたのですが、2人とも、正社員になってがんばって働いていることを知らせてくれたのです。このメールを読んで、嬉しかったのはもちろんですが、同時に、彼女たちをとても頼もしく感じました。

不況という逆風の中で、悩みながらもひたむきに人生の歩みを進めている卒業生たちの存在は、在学生に、そして、教える私たちにも希望を与えてくれるなぁ、としみじみ思いました。

鳴岩　伸生　（2011年11月21日）