京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース ニュージーランド海外研修②~カウンセラーの先生の講義~

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ニュージーランド海外研修②~カウンセラーの先生の講義~

3月3日(金)午後に、関西空港から北京経由でニュージーランドのオークランドに向かいました。4日(土)の夕方遅くに現地に到着し、それぞれホームステイでお世話になるファミリーに車で迎えられ、翌日の日曜日は休息と親睦を深めるためホストファミリーと一緒に過ごしました。参加するかどうかを決めるときに言葉の壁が大丈夫だろうかと迷った参加者達も、行ってみると海外研修モードのスイッチがパチンと入ったようで、よくありがちな日本人同士でかたまるということもなく、各々のペースで壁を乗り越えることができたようです。

3月5日(月)から視察研修開始です。まずこの日はカウンセラー(心理専門職)である木原先生から、突然の災害時のカウンセラーの活動システムについてレクチャーを受けました。お茶もいただきながら、しっかり勉強させていただきました。人と人、人と物のすべての関係をホリスティックにとらえる独特な文化に全員が興味津々でした!支援に対する意識の違いについては、臨床心理士を目指す心理学研究科の大学院生はとりわけ熱心に質問をしている姿がうかがえました。研修後の話しのなかでもこの日ことを真っ先に挙げ、次のように語っていました。

「全てがとても良い経験になりましたが、研修で特に印象に残ったことは、ニュージーランドでの地震の心理ケアやカウンセリングの実際についての研修と、ニュージーランドの老人ホーム訪問です。どちらも日本とは大きく異なり、視野が広がりました。ホームステイ先も素晴らしく楽しかったです。学生最後に行けて本当に良かったと思います。ありがとうございました。」(大学院心理学研究科修了生Sさん)

ニュージーランドの専門家も日本の考え方と実際についても深く知りたいというスタンスで臨んでくださったので、全員が相互に互いの知識を教え合うような形になり、人としての視野を広げる為にもとても有意義な時間を持てました。

座学中心の研修はこの日だけで、6日からはよりアクティブな活動になります。

続きはこちら【ニュー―ジランド海外研修③~早期幼児教育施設の視察体験~】