本学には大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻（修士課程）があり、毎年、心理学科からの内部進学者があります。今年も、内部進学を検討している学生を対象に「大学院内部進学説明会」を開催しました。

説明会では教員から
・大学院のカリキュラムや時間割
・実習の授業や一泊研修など臨床実践のトレーニングについて
・心理職の国家資格である「公認心理師」について
等の説明を行いました。

少人数制による手厚い教育や、本学附属のカウンセリングセンターでの臨床経験を積めることは、本学大学院の大きな魅力です。

また、本学心理学科出身の院生2名からも、大学院での学生生活について話をしてもらいました。
例えば「大学院では大学よりもさらに主体的に学ぶこととなる」ということ、その具体例として「ディスカッションで授業が進むため積極的に発言することが大事」だということ、そしてそのためには「予習が必須」といったことを話してくれました。

さらに、院生生活は忙しくて大変だと思うこともあるけれど、努力した分、知識や実践力が身につくということや、行事（歓送迎会など）やカウンセリングセンターで発行している「こころの手帳」というリーフレットの作成などを通じて、皆で協力しながら自主的に動く力も身につく、といったことも語ってくれました。

参加者の学部生からは、アルバイトのことや大学院入試のための勉強方法などについての質問が出ました。
（ちなみに、勉強方法については、本学科で実施している「大学院入試対策講座」の資料がお勧めでした。）　

短い時間ではありましたが、現役院生から話を聴ける貴重な機会となりました。

在学生の皆さんには、今回の説明会をきっかけに、さらに大学学部での学びにも力を入れていっていただけたらと思います。また、お忙しいところ参加してくださった現役院生のお二人も、健康には留意してますます勉学や臨床のトレーニングに励んでください。
心理学科＆大学院心理学研究科教職員一同、応援しています！

※大学院 心理学研究科　臨床心理学専攻にご関心のある方へ
8月6日（日）のオープンキャンパスにて大学院説明会とカウンセリングセンター見学ツアーを開催いたします。詳しくはこちらをご覧ください。ご参加をお待ちいたしております。