京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 健康科学部心理学科開設記念講演会(講師:香山リカ先生)

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教員コラム

健康科学部心理学科開設記念講演会(講師:香山リカ先生)

今年4月から心理学科が健康科学部に開設されたことを記念しまして、8月21日、キャンパスプラザ京都にて講演会を開催いたしました。
精神科医で立教大学現代心理学部教授の香山リカ先生より「『こころの病』はどう変わったか―精神科の診療室から―」というテーマでご講演いただきました。

心理学科の学会組織である人間関係学会が主催で行う講演会としては異例の著名人を招いての大規模な講演会に準備段階から教職員ともに大わらわでした。人気が高く、申し込み制(先着順)にさせていただきましたが、申込締切日のはるか前に収容定員数に達してしまい、多数の方にお断りさせていただくことなり誠に申し訳ございませんでした。

当日、お迎えした香山リカ先生は本当にきさくで素敵な方で、本学科の「こころの健康を考え、その実践力を身につける」というコンセプトにもご賛同くださいました。
ご講演では、「こころの病」の変遷やその対応がどのように発展してきたか、さらに「こころの病」の現状について、ご自身の体験談をふまえて、ユーモアたっぷりに具体的にお話いただきました。最後に、新たなこころの病が多様に現れる現代、こころの病を抱えた人を支え、かつこころの健康を維持・促進していくために、心理学を学びこころの健康について考え、そのスキルを身につけていくことは重要なことではないかと締めくくられました。

講演会には本学の学生・院生・教職員に加えて、一般の予約参加者の方々が多数ご参加くださいました。
心理学科(人間関係学会)では今後もこのような有意義な講演会を開催していきたいと考えております。
今年ご参加いただけなかった方も、来年度是非ご参加いただければと思います。

さて、講演会が滞りなく終了した後、教職員で反省会を行いました!「前期終了お疲れ様」も兼ねて和気藹々と楽しい時間を過ごしました。
 
礪波朋子・直江陽子(2014年9月11日)

香山リカ先生

反省会にて