京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 匂い袋作り体験(京都文化心理学)

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匂い袋作り体験(京都文化心理学)

「京都文化心理学」の授業で、京都文化の体験と「香りと癒し」についての体験として、匂い袋作りを行いました。

京都の「かほりの店 明日香」から講師の方にお越しいただき、まずは、日本の香りの歴史についてお話をお聴きしました。次に、香りの元となる香木の香りを体験しました。香木は刺激的な香りものも多いですが、調合するといい香りになるというのは驚きです。

そして、3つの香りのレシピ(飛鳥時代からの香り2種類と現代向けにアレンジされた香り1種類)からひとつを選び、決められた配合と手順で調合しました。

香りの調合ができたら、それを入れる小さな袋と紐を選びます。
それぞれ、自分好みの香りで、見た目にもお気に入りの匂い袋ができたのではないでしょうか?

次の週の授業で、自分で作った匂い袋を持ってきて、体験の振り返りを行いました。
受講生からは、
「好みの香りが作れて嬉しかった」
「リラックスできる香りが作れた」
「香りは少しの調合の違いで変わってくる。同じレシピで作ったのに違う香りで驚いた」
「混ぜることで香りが変わることがおもしろかった」
「作ったばかりのときとは香りが変わったので、長期間楽しみたい」
といったコメントがありました。

また、「好きな香り」と「癒やされる香り」の関連を検討すべく、受講生の回答データを基に検討もしました。その結果、「好きな香り」と「癒やされる香り」には関連がありそうなこともわかりました。

「香りと癒やし」をテーマとした事前学習レポート、匂い袋作り体験、振り返り、と行い、楽しく充実した学びになりました。