京都光華女子大学 健康科学部 心理学科 ニュース 毎年恒例の卒論・卒研の提出日前の修羅場が始まりました

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教員コラム

毎年恒例の卒論・卒研の提出日前の修羅場が始まりました

12月は、毎年恒例の卒論・卒研の提出日前の修羅場の時期です。コモンズの掲示板に、締め切りまであと何日と張り出されるのを見るとどきどきします。でも、修羅場だと思っているのは担当の教員だけかもしれませんね。
今年の締め切りは12月19日の午後3時までです。この時間を少しでも遅れると受け取ってもらえません。これから書こうとする人は要注意です!

千野ゼミの様子をお知らせします。3年生の時から、文献を探して読んでまとめて、自分の研究したいテーマを決めていきます。3年生の後期が終わる頃には自分のテーマを決めて、4年生から少しずつ書き出します。4年生の前期は就職活動と並行してやるのでとても大変です。当然ながらこの時期は就職活動が中心になり研究の方はおろそかになります。夏休み前の課題として、使用する文献のリストと章立てを作ります。そして、後期の始まるまでに、どこかの章を書き始めます。後期は個別指導中心で行います。毎週どこまで進んだかを確認し、わからないところを検討します。そして、千野ゼミとしての締め切りは11月の最後のゼミの日です。一応その日に向けてみんな頑張ります。たとえ最後まで書けなくてもできたところまでを提出します。それからは、ゼミ以外の時間も使って、内容をどうすればよいのかをあれこれ一緒に考えます。

研究の取り組み方は、学生さんそれぞれの個性が表れます。早い時期からテーマを決めて、文献を集めて、こつこつと書きためていく人、テーマを決めるのに時間がかかり、テーマを何回か変更する人、書きだすと一気に書き上げる人など、本当に人それぞれです。

私は、ゼミ締め切り後の一人ずつの卒研内容を一緒に考える時間がとても重要だと考えています。その話し合いの中で、少しずつ考えていたことが明らかになり、研究が深まっていくからです。また、話し合いの中で、新しい視点が生まれることもあります。

とはいうものの、ゼミのみんなが無事に書いて提出してくれるかどうかはとてもはらはらします。学生さんのほうは、結構のんびりしているのですが。ただ、いろいろなアクシデントがおきることがあります。突然パソコンのメモリーが壊れたり、印刷に手間取ったり、製本が込み合ったり、なかなかスムーズにいかないこともありますので、気を抜かずに早めに進めてくださいね。これから書く人のために伝えておきます。

千野美和子 (2014年12月19日)

提出締め切りカウントダウンカレンダー(提出日分)

自分で簡易製本して提出します