合格者の皆さんへ

合格者の皆さんへ

合格おめでとうございます!!
心理学科教職員一同、皆さんと一緒に学べることを楽しみにしております。

心理学は、友人関係や恋愛などの身近な人間心理の理解から、効率のよい学習方法やストレスに対処する方略、職場での良好な対人関係構築やメンタルヘルスの促進、さらには、上手な育児に関する知識やカウンセリングなどの対人援助の技能まで、人生のさまざまな場面で役立つ知識と知恵をたくさんもたらしてくれます。心理学科での4年間の学びを楽しみにしていてください。また、皆さんの入学年度からは、国家資格「公認心理師」カリキュラムが始まります。皆さんと同じく、日本の心理学も大きな第一歩を踏み出す年になります。

それから、京都光華女子大学の心理学科の魅力は、なんといっても丁寧な教育です。さまざまな領域で活動しているバラエティに富んだ教員がおりますので、この機会にほんの少し紹介したいと思います。著書や研究のことだと堅苦しい気もしますので、ここでは、先生たちに、「映画やドラマ、本・絵画で心に残る作品を教えてください」という質問をしてみました。それぞれの個性が垣間見える答えになっているかと思いますので、もし興味のある作品があれば、ぜひ触れてみてください。

心理学科長 鳴岩 伸生 

 

Q. 映画やドラマ、本・絵画で心に残る作品を教えてください 

石谷みつる 先生

『冬のソナタ』は今もとても魅力的です。若者の恋愛をテーマに、最後まで貫きとおす純粋さが好きです。小学生の時からアガサ・クリスティ、コナン・ドイルの推理小説をよく読んでいました。中学生の頃は、モンゴメリーの『赤毛のアン』シリーズにはまっていました。

 

今西徹 先生

最近、でもないですが、この数年では映画「風立ちぬ」がよかったです。主人公の夢の純粋さと、それに人生のすべてをささげる姿と、最終的にそれが現実に形をとっていったときに、自分の思いとは全く違った結果を生んでしまったという哀しみと・・。すっかり引き込まれて、号泣でした。

 

川西千弘 先生

「追憶」 主人公の女性が不器用でせつない!

 

神庭直子 先生

大好きな絵画のひとつに、ルノワールという画家の「レースの帽子の少女」という作品があります。柔らかなタッチと色彩で描かれ、夢のように美しく、幸せな気持ちになります。この作品に出会って以来、ルノワールや他の印象派絵画に興味を持つようになりました。

 

千野美和子 先生

映画「グスコーブドリの伝記」宮沢健二の物語のアニメ映画
ドラマ「1リットルの涙」とっても泣きました。歌がよい!
竹内栖鳳「斑猫」猫の絵の重要文化財です。

 

竹西正典 先生

「おまえうまそうだな」(宮西達也)という絵本です。肉食恐竜ハートは、卵からかえったばかりの草食恐竜を見つけて、「おまえ、うまそうだな」と言って食べようとします。ところが、ハートは、「ウマソウ」と名付けてくれた親だと思われてしまい、ウマソウと親子として暮らし始めます・・・

 

徳田仁子 先生

是枝裕和監督の「そして父になる」は赤ん坊の時取り違えが発覚し、血の繋がりか経験を重視するかの選択に迫られた家族の物語です。エリートサラリーマン(福山雅治)の1人息子と電気店(リリーフランキー)の3人兄弟の1人が入れ替わったことが判明します。実親と住み始めた2人の男の子、電気店の子は父母と一緒に住みたいと言うのですが、育ての子の真意が分からないエリート父は子どもの気持ちを探してカメラを見ます。その中には何枚も自分の写真があることに父は心打たれます。子どもなりにしっかりと親を見て親を愛していること、温かいまなざしで親を「認める」「許す」ことが伝わる作品です。

 

礪波朋子 先生

NHK朝ドラで話題の「赤毛のアン」の作者モンゴメリの作品「エミリー」シリーズ。アンのようにまっすぐで純粋ではないけれど、プライドが高くてちょっとひねくれていて、そういう人間らしいエミリーが大好きで、中高生の頃、何度も読み返していました。今は手元になく、読むこともないですが、思い出に残る3冊です。

 

長田陽一 先生

映画「フォレスト・ガンプ」と「異人たちとの夏」。どちらも初めて見たとき号泣しました。

 

鳴岩伸生 先生

韓国映画『猟奇的な彼女』です。素敵なお話です。

 

薮添隆一 先生

ミロの石版画「騒がしいサギたち」を買ってから2年近くなります。ミロがスペイン戦争を逃れて妻と娘と3人でパリに住んでいた時に描いた作品です。あわただしくサギたちが鳴き騒いでいるのが抽象的に描かれています。亡命先パリに新たな敵が攻め寄せて来る!ヒトラーがやってくるのです。版画の最後に作者はわざと傷をつけます。絶版の印です。その絶版だから安く手に入ったのです。毎晩、眺めています。