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基礎ゼミに現場の言語聴覚士をお招きしました

今週の1年生の「基礎ゼミ」では、大津市民病院で勤務されている本里ゆかり先生をお招きして、「言語聴覚士の仕事」についてお話を伺いました。

「ST(言語聴覚士)になろうと思ったきっかけ」「4年制大学を選んだ理由」「勤務歴」「病院での仕事」「障がい者自立支援施設での仕事」の各項目で、ご自身の経験について学生に向けてわかりやすく、説明してくださいました。
仕事での苦労ややりがいなど、さまざまなお話のなかに、担当された患者さんのリハビリに付き添ってきていた友人が、言語療法のリハビリの現場を見て言語聴覚士を志し、今年国家試験に合格されたという、本里先生がとても嬉しく思われたエピソードもありました。 

最後に、「学生に伝えたいこと」として、「仕事をはじめてすぐに、いい臨床ができるわけではない。
困難にぶつかったときに、先輩や友人、先生に相談するなどのコミュニケーションが重要」とのお話がありました。
また、実習に出るまでに身に着けておくべきこととして「礼儀や言葉遣いなどの基本的な力」とのお話もありました。

学生たちは熱心にメモをとりながら、憧れの先輩STのお話に聞き入っていました。
そして、言語聴覚士という仕事の魅力を、あらためて感じとったようです。
目指すべきSTの像がイメージでき、振り返りシートにも「がんばってSTになりたい」とのコメントが多数ありました。
教えていただいたことを心に留めて、4年間がんばりましょう!