合格者の皆さんへ

合格おめでとうございます

合格おめでとうございます。

今から20年ほど前に「言語聴覚士(ST : Speech Therapist)」という国家資格が誕生しました。理学療法士や作業療法士と比較しても、まだまだ歴史の浅い専門職です。20182月には20回目の国家試験が予定され、本専攻の第1期生が自分の夢を実現すべく、全力で試験に挑みます。

皆さんはオープンキャンパスなどで、「現代社会では、まだまだ多くの言語聴覚士が求められている」とお聞きになったと思います。高齢化社会の中でさまざまな病気や障がいによるコミュニケーションの課題を抱えたり、また聞こえや言葉の発達の中で特別なニーズが必要になっている子ども達が増えていたりと、年を追うごとに言語聴覚士の需要が増えているのです。また、最近では誤嚥性肺炎が日本人の死亡原因として増えているというニュースを目にしますが、この「えん下障がい(食べたり飲み込んだりすることがうまくできなくなる)」への支援も、言語聴覚士の専門分野です。

このように小さな赤ちゃんから高齢者までを対象にして、また幅広い「ことば・きこえ・飲み込み」などの課題に立ち向かうべく、今、言語聴覚士は社会から求められています。若いあなたの力に、私達は大きな期待を抱いているのです。

来春の入学まで少しだけゆとりのある時間をもっているこの数ヶ月。大学での専門的な学びの準備期間として、充実した時間を過ごしていただきたいと思います。言語聴覚士の幅広い仕事について調べてみる、言葉や発達・人間の脳・コミュニケーションについての本を読んでみる、新聞を読んで自分の考えを文章にしてまとめてみる、世代や文化の違う人と積極的に対話をしてみる・・・。どうぞ、あなたなりにいろいろなことに取り組んでみてください。

4年間のキャンパスライフは、勉強だけでなく、色々な交流・活動を通して、人間性を深めていく場でもあります。教員一同、あなたにお会いし、そのお手伝いができることを心より楽しみにしています。