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10月16日(土)、学園創立70周年記念事業の一環として、本大学徳風館講堂において「看護の未来を考える~人間力を備えた看護職を目指して~」を開催いたしました。本シンポジウムは、平成23年4月より開設予定の看護学科の概要をご理解いただくとともに、本学の建学の精神であり、看護職に求められる精神性でもある「慈悲のこころ=思いやりのこころ」、いのちと向き合うことの大切さを改めて考える機会として、本学教職員はもとより、看護職を目指す高校生とその保護者、高校進路部の先生、各教育関係者、一般の方々を対象に開催いたしました。
一郷 正道学長より開催の挨拶の後、第1部として、『「1リットルの涙」母の手記』の著者 木藤 潮香氏を講師にお招きし「いのちの尊厳と思いやりの心 ~難病の娘・亜也と共に歩いた10年~」と題した基調講演を行いました。
15歳で脊髄小脳変性症と診断されてから、次第に重度化する障害に向き合い、25歳で夭逝した木藤 亜也さんの母として、娘のいのちに寄り添い続けた木藤氏は、その思いと記録を手記として出版、また各地に招聘され、講演活動を通して「いのち」の尊さを、多くの人々に語りかけておられます。
講演では、自分のいのちと真剣に向き合っていこうとする亜也さんの姿やその時々のことば、母親としての決意、深まる家族の絆、病院スタッフの対応など、ありのままを語ってくださいました。
第2部では、玉里 八重子教授(看護学科長就任予定者)より、看護学教育の大学化施策の現状、大学卒業時における看護実践能力の到達目標、人材養成の今後の課題等の解説を交えながら、来年度開設予定の看護学科について、学びの特色、カリキュラム構成、臨地実習の方法、支援体制等をご説明いたしました。
その後、第3部として、古谷 昭雄教授(看護学科設置準備室)コーディネートのもと、「医療現場で求められる看護師とは」と題したパネルディスカッションを行いました。パネラーは、基調講演の講師としてお招きした木藤潮香氏、玉里八重子教授をはじめ、仏教看護・ビハーラ学会 会長 藤腹 明子氏、武田病院グループ本部看護部人材センター看護職確保対策室 室長 吉田 乃里子氏にも加わっていただき、それぞれの立場から、今、看護師に求められるものとは何かをお話いただきました。
また、来聴者から寄せられた質問にも丁寧にお答えいただきました。
結びに、山本 嘉一郎副学長が閉会の挨拶を述べ、シンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。
当日は、多数の方にご来聴いただき、ありがとうございました。本学は、学園創立70周年を機に、改めて建学の精神を再認識し、長年培ってきた光華教育の歴史の上に、さらなる教育内容・学生支援体制等の発展と充実に努めてまいります。
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