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教員コラム

社会福祉を学ぶ意味(3)

 6月20日、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で、大阪市東淀川区で30年以上前から「インクルーシブ保育(共生保育)」を取り入れている野島千恵子さんという保育士が紹介されていました。ご覧になられた人もあると思います。「子どもの中で子どもは育つ」という言葉が何度も聞かれ、年齢差に拘らない保育をされています。最初は、色々反対もあったようですが、それに挫けずに子どもたち自身が育つ環境をしっかりと守っておられる様子が描かれていました。また、子どもだけではなく、保護者に対してもしっかり共に子育てに取り組み、支えていることを伝えていました。

ぜひ、ご覧ください。

NHK番組HP

http://www.nhk.or.jp/professional/2016/0620/index.html

 インクルーシブとは、障害の有無に関わらないで、共に生きるという意味ですが、現実には様々な考え方があり、簡単ではありません。でも、社会福祉は、決して諦めずに多様な人たちが共に生き、支えあう社会を構築することを目的としています。京都光華では、そのような体験をたくさん用意しています。

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(S.S)