授業紹介

「身だしなみ」とは??Part.1

 みなさん、こんにちは。今年度より入職しました、実習助手の本田がお送りします!

 今回は「調理実習にあたっての正しい身だしなみ」について、2回に分けてご紹介します。

 「正しい身だしなみ」と聞くと、堅苦しいとか、面倒くさいとか、オシャレ出来ひんやん・・・等色々思われるかもしれません。 しかし!!「身だしなみを整える」等、決まり事には必ず意味があります。

 ……どんな意味があるかって?

 

 ここでの意味とは、

  • ケガや火傷をせず安全に作業する。
  • 食事への異物混入を防ぐ。(髪の毛、まつげ、埃、アクセサリー等)

といったことを表します。

 「食事を通じて人の命を守る(衛生)」ことを担う栄養士・管理栄養士にとって、リスク管理はとても重要なことです。調理に関わる自分や班員が危険に晒されるリスクを下げ、そして実習者全員が気持ちよく調理実習を行えるよう意識づける為に、今から一緒に正しい身だしなみのポイントをチェックしていきましょう♪

 

(※調理実習基礎aおよびbを受講されている皆さんは、「①-2 調理室における衛生管理」のプリントと照らし合わせて見てくださいね。光華navi→授業資料(aクラスは5/8,bクラスは5/15)に挙げていますよ。)

 

 調理の前には、〔写真:実習着全体像〈正面・背面〉〕のように必ず白衣・帽子を着用し、コックシューズに履き替えます。

 ここから着装時のポイントを、大きく4つに分けてみていきたいと思います。Part.1ではまず2つをご紹介♪


point
① 頭髪・帽子について ~異物混入を防ぎます。~

・長い髪はしっかりと束ね帽子から髪の毛が出ないように被ります。

・ピアスやネックレス等のアクセサリーは全て外します。

point② 白衣の袖・下に着る着衣について ~異物混入、引火、二次汚染の危険を防ぎます。~

・フードやタートルネック等は着用せず、首元から洋服が出ないようにします。

・白衣の袖は、紐をグッと結び、結び目は袖から出ないように内側に入れ込みます。他にも袖口を軽く折って纏める方法があります。袖が長すぎると、引火の危険性や食材に触れることによる二次汚染の危険がある為、スッキリ纏めてから作業しましょう。〔写真:袖①②〕

 それでは、Part.2に続きます^^

↑実習着全体像〈正面〉

↑実習着全体像〈背面〉

↑帽子を被った様子。前髪も横の髪の毛もスッキリ帽子へ収めます♪

↑袖①

↑袖②