学生ブログ
2016.11.07匠の技に感激しました ライフデザイン学科2年 K.K
10月26日(水)この日の製菓実習は特別講習として、滋賀県の和菓子屋たねやさんからお越しいただいた窪池正己先生のもと、水ようかんと桜餅を作りました。
水ようかんは、たねやさんでも実際に販売されている商品と同じ作り方を教えていただきました。黒砂糖を使用することで風味が深まり、こしあんとの相性も良かったです。
桜餅は、作る工程がかなり細やかでした。お米でもなく、お餅でもない、餅米を蒸して乾燥させて砕いた道明寺粉を初めて使用し、蒸し器を用いて作りました。私たちの班は、薄紅を少し入れすぎてしまい、濃いピンク色の桜餅が完成しました。包餡(ほうあん)は紅白まんじゅうを作ったときよりも、うまくできたと思います。塩抜きした桜の葉も香りがよく、お餅と合っていて良かったです。
また、和菓子づくりの技法も見せてくださいました。一般に練り切りと呼ばれている和菓子で、季節のお菓子としてお茶席などで出されるような、キレイなお菓子でした。職人の技を実際に目の前で見られる機会はなかなかないので、貴重な体験ができました。
先生のコメント
水ようかんも桜餅もどちらもとってもおいしかったですね。いただくと自然と笑顔になります。最後に菊、菖蒲(あやめ)、紅葉をかたどった和菓子を目の前で作ってくださったときは、みんなから自然と拍手が起こりました。
手際よくリズミカルに作業されているので、簡単そうに見えるのですが、実はあの正確な手指の動きが匠の技ですね。洋菓子もいいけれど、これからもっと和菓子に親しんでもらいたいものです。