京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ 「ライフデザイン特論Ⅰ」で客員教授からハワイのお話を伺いました ライフデザイン学科2年 R.K

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「ライフデザイン特論Ⅰ」で客員教授からハワイのお話を伺いました ライフデザイン学科2年 R.K

hawai17_45月2日(火)「ライフデザイン特論Ⅰ」の特別授業で、ハワイ在住の客員教授ヒロコ・ブレンナ先生のお話を聞く機会がありました。ハワイで毎月行われるイベントや首にかけるレイの話、またマハロ手紙やハワイのお守りなど、さまざまなハワイの文化についてお話を伺いました。






お話の中で印象に残ったのがレイの話です。ハワイといえばレイのイメージがとても強いのですが、レイは感謝の気持ちや、お誕生日の人におめでとうの気持ちでプレゼントするものだそうです。また、ヒロコ先生からクイズが出されました。「レイをプレゼントしてはいけない人は、どんな人でしょう?」この質問に対して学生からは「離婚した人」や、「親戚を亡くされた方」などという意見が出ました。正解は「妊婦さん」でした。それには意味があり、妊婦さんにレイをあげるとお腹の赤ちゃんの首にへその緒が巻きつくのを連想されることからタブーになったそうです。昔のレイは、人の髪の毛を編んで作っていたり、地位の高い人には鳥の羽で作っていたりしたそうです。さらに、花びらだけでなく貝殻を使って作られたものもあるそうです。


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hawai17_1また質疑応答では、私も共感できて実践しようと思ったものがあります。「優柔不断な性格なのですが、決断をするにはどうすればいいですか?」という質問に対して、「自分の直感を信じましょう」と答えていただきました。「保護者に聞いたり、先生に聞いたりしてアドバイスを受けるのはいいことだけど、自分の本当の気持ちを知っているのは自分だけ!自分がいいと思ったところを選ぶのが1番!もしも、自分が選んだ道に進んだとしても、失敗して違う道にすればよかったと後悔するかもしれません。でも、後悔はしなくて大丈夫。たとえ別の道を選んだとしても、必ずその道でもまた迷うことがあるでしょう。そして、もし失敗しても人生は修正できます。もうこの道が行き止まりだと思っていたら、その先に新しい別の道が自然と開けてきます。」と笑顔で話してくださいました。


hawai17_5それでも迷ったときは、選択することのプラス部分とマイナス部分を紙に書き出して決めておられるそうです。紙に書いているうちに、自分がどうしたいのかが自然に決まってくるそうです。私も、いざというときは何事も直感で決めてきた気がします。ヒロコ先生のお話を聞いて、自分がワクワクする方を選ぶという発想に自信が持てました。ステキな授業をしていただき、ありがとうございました。




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先生のコメント

今回お世話になりました 本学客員教授のヒロコ・ブレンナ先生 からコメントをいただきました。

ゴールデンウイークのちょうど真ん中に出席いただいてありがとうございました。皆さんが多くの不安や迷いを持ちながら生活していることが、質問の内容から感じ取られました。迷いがあるときは、どちらも魅力があるから迷うと思うのですが、「他の人にどう思われるだろうか」などの周囲との調和は考えなくていいと思いますよ。気の迷いが生じたときは「自分」を中心に考えてみましょう。

私自身はとても珍しい経験をたくさんしてきましたが、今までを振り返るとどの選択も意味があったものだと実感しています。語学の質問もよく受けますが、常に使うことが上達に繋がるのではないでしょうか。「一つの芸術があなたの人生を100倍楽しいものに、一つの外国語があなたの人脈を100倍広げるでしょう。」と、私は父親に習い、現在に至ります。

過去でもなく、未来でもなく、今日という日をマックスに幸せに過ごしてあげられたら後悔はないと思いますよ。Life is NOW! 充実した学生生活をお送りくださいね。