京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科 学生ブログ オープンキャンパスで学生が舞妓に変身しました! ライフデザイン学科2年 N.M

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オープンキャンパスで学生が舞妓に変身しました! ライフデザイン学科2年 N.M

ライフデザイン学科では、926日(日)に行われたオープンキャンパスで、京都の伝統的な職業・顔師であり、貸衣装・写真スタジオ・舞妓変身・Weddingプロデュース等を展開されるエ・マーサの代表取締役でもある青江伸泰先生による「女子大生が舞妓に大変身!?京の花街文化を支える顔師の世界」を開講しました。この講義の注目はなんといっても青江先生が講義をしながら学生を舞妓姿に大変身させていただくこと。舞妓役の学生がブログにまとめてくれました。

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今回、舞妓役を担当させていただいたN.Mです。私は広島出身なので、京都の文化を知ることができたこと、体験することができたこと、本当に貴重な時間になりました。舞妓さんに変身していく中で私が特に印象に残ったことは2つあります。





1つ目は、化粧下地としてびんづけ油を顔に塗る工程です。今まで触ったことがなかったので、糊のような感覚に少し驚きを感じました。びんづけ油を毎日塗るとお肌がツルツルになると聞き、舞妓さんのお肌が綺麗な理由が納得できました。

2つ目は、着物など身に着けるものの重さについてです。今回私は着物、帯などすべて着用させていただきましたが、その重さが全部で10キロぐらいありました。当日は、着物やかつら、おこぼ全てを身につけましたが、これで本当に歩けるのか、と思うほど重みやバランスの難しさを感じました。これを毎日身に付ける舞妓さんの凄さを1番実感できました。

今回舞妓役を担当させていただく中で、京都の魅力的な花街文化を詳しく知り、体験できたことは私の学生生活の中で1番の思い出になりました。また、舞妓さんの見方が変わる機会にもなりました。





青江先生、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

先生のコメント

今回お化粧をご担当いただいた顔師 (株)エ・マーサ代表 青江 伸泰様 からコメントをいただきました。

この講義の目的は、京都が世界に誇るおもてなし文化である、花街の舞妓さんの世界を学ぶだけでなく、「温故知新」~故きを温ねて新しきを知る~にあります。伝統文化を守りつないでいく大切さを知り、そこから新たなアイデアやデザイン、新しい価値の創造などにつなげていってほしいと思っています。

是非とも皆さんの作る新しい文化を世界中に発信していってください。運営スタッフの皆様、モデルのMさま、本当に有難うございました。