尺度水準の考え方

 アンケート調査などにおいて、回答の選択肢の作成方法によって、尺度水準で迷う場合があります。ここでは、一定の考え方について例題を通じて示します。

 1つ目の観点は、選択肢の数字の順が、態度に従って順に並んでいるかどうかです。賛成から反対まで順に並んでいる場合は、順序OKということになります。2つ目の観点は、選択肢の数です。5段階以上に分かれている(5件法とも呼びます)場合は、比較的間隔尺度とみなす可能性が増えます。3つ目の観点は、数字の間隔の等しさです。あきらかに等間隔でないと考えられる場合以外は、間隔も等しいとみなしましょう。

 

例題1:順序OK、5段階以上OK、間隔OKの例

あなたは未成年者がタバコを吸うことについてどう思いますか。(1.とても賛成 2.賛成 3.どちらともいえない 4.反対 5.とても反対)

 尺度水準:間隔尺度

 

例題2:順序OK、5段階以上OK、間隔NGの例

あなたは未成年者がタバコを吸うことについてどう思いますか。(1.とても賛成 2.賛成 3.どちらともいえない 4.とても反対 5.絶対反対)

 尺度水準:順序尺度

 

例題3:順序NGの例

あなたは未成年者がタバコを吸うことについてどう思いますか。(1.とても賛成 2.とても反対 3.賛成 4.反対 5.どちらともいえない)

 尺度水準:名義尺度

 

例題4:

あなたは未成年者がタバコを吸うことについてどう思いますか。(1.賛成 2.どちらともいえない 3.反対)

 尺度水準:順序尺度