すっかり梅雨ですね。
みなさんは、雨にどんなイメージを持っていますか？
ジメジメと湿度が高い、ぬれるし困る、カサを持つのが面倒などなど、「困るなあ。」という声をよく耳にしますよね。
けれども、自然界にとっては恵みの雨ですし、
私たちにとっても、空気がうるおっているので呼吸が深くなり、体の心地よさを感じることができる季節です。

こんな雨をテーマにした心理テスト（心理検査）があります。
「雨の中のわたし（雨中人物画）」という描画法です。
雨降りの光景を鉛筆で描いてもらうことで、心模様を表現してもらいます。

このような描画法だけでなく、実際の心理臨床現場で実用されている知能検査や性格検査などを、
体験を通して学んでいく授業が「心理アセスメント実習」です。
心理学の醍醐味を味わうことができる授業の一つです。
授業する学生のみなさんも、とても楽しんで、熱心に取り組んでおられます。
心理学の知識の習得だけでなく、自分にじっくりと向き合ったり、人の心の複雑さや興味深さを感じたりできることを、
学生のみなさんのお話から感じることができます。

授業について詳しく知りたい方は、お気軽にお尋ねください。

2021年5月26日　心理学科　谷本拓郎