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「チョコレートの歴史物語」 サラ・モス、アレクサンダー・バデノック 著 堤理華 訳 原書房 2013.1

2014.01.23

この本は『お菓子の図書館』というシリーズの1冊です。
チョコレートの歴史は古代マヤ文明までさかのぼり、固形ではなく「飲み物」としてもてはやされました。

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その後18世紀になり、みなさんご存知の「食べる」チョコレートになりますが、イギリス中流階級の結婚式などでしかお目にかかれない特別なものだったそうです。さらに19世紀、ヨーロッパから北米へいき、庶民に広まりチョコレートビジネスが盛んになっていきます。
南米から始まりヨーロッパへと世界を渡るチョコレート、その存在は人々を魅了し、人々の争いの発端になることもあったそうです。単純な食べ物の歴史の書籍ではなく、波乱万丈なチョコレートの物語が描かれています。
もうすぐバレンタイン、チョコレートたちに出会う機会も増えますね。食べるばかりでなく、この深い歴史にも触れてみてはいかかでしょう?ちなみに、巻末にはレシピ集も掲載されていますので、こちらも参考にしてみてください。   (R)

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